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会議番号:3580 開催期間 2020年02月07日- 02月14日
皆さん、こんにちは。青山学院大学の古荘純一です。入試の季節となり受験生は健康管理にも神経を使う時期ですが、本年は新型コロナウイルス肺炎の流行も懸念され、マスクを使用した学生も多いようです。早く収束することを願っています。 ところで、今回は「自己肯定感」をテーマとした円卓会議を開催いたします。自己肯定感は日常会話でそれほど使われる言葉ではないのですが、近年、教育、心理、福祉の分野で注目され続けています。質問紙調査では、日本人のself-esteem(自尊心や自尊感情と訳されることが一般的です)が、他国と比較して低いことが多くの調査で示されており、心理学者を中心に議論されてきました。 文部科学省や内閣府も「自己肯定感を高める」方策を打ち出しています。民間でも、さまざまな立場で、一般を対象として、「どうしたらよいのか?」という方法について、セミナーの開催や、いろいろな書籍が出版されているようです。 今回の円卓会議では、自己肯定感や自尊感情など、関連した用語を細かく定義することは避けて、皆さま自身が考えている「自己肯定感」についての質問です。『あなたは「自己肯定感」高いですか?』という質問に、Yes, Noでお答えください。 1日目は、青年期を含めた「子ども」の自己肯定感についてです。10年ほど前に、私たちも質問紙を用いた調査結果を、『日本の子どもの自尊感情はなぜ低いのか』(光文社新書)に記しました。日本の子どもの自尊感情は10歳ころから大きく低下するという結果には、多くの方に興味・関心をお持ちいただきました。その背景について、あらためて皆さんのご意見をうかがいたいと思います。 まず、ご自身の自己肯定感が高いと思う方はYes,そうでない方は Noでお答えいただき、続いて、日本の子どもの自己肯定感が低いと考えられる背景についてご意見をいただきたいと思います。1週間お付き合いよろしくお願いいたします。★古荘議長の新刊もお読みください
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