働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3580 開催期間 2020年02月07日- 02月14日
本日も多くの投稿をいただきました。自己肯定感について、それぞれの方の体験や考え方をもとに投稿していただきましたが、「自分を認めること」というご意見が多いように思いました。 私たちが調査に用いたself-esteem(自尊感情)の質問項目は次の4つです。 「自分に自信があった」「いろいろなことができる感じがした」「自分に満足していた」「いいことをたくさん思いついた」。 皆さんは、この質問についての答えはどうですか? yesと答えることができるのは、自分を認めることに加えて、自信を持つこと、能動的な体験を積み重ねていくことができる、ということになります。ぺりさんのご意見のように、「主体的(能動的)に動くことができる、そのことで達成感を感じること」。この積み重ねがあると、自己肯定感が育まれて、異なった文化圏も受容することができるでしょう。 NOBUさんの「努力の過程を褒める」というご意見のように、結果で評価するのではなく、その過程でできたことを小刻みに評価すれば、評価される側は「いろいろなことができた」「いいことを思いついた」と、自己肯定感が育まれていきます。 真打ちさんから、「情報に呑まれない・流されない意識付け」、というご意見をいただきました。「いいことを思いつく」、「それをできる感じがした」、その力があると、誹謗中傷に拘らず、情報を取捨選択することができて、情報過多による否定的な体験の連続を断ち切ることができるでしょう。ネット社会では能動的な体験を重ねることができるのはほんの一握りで、受動的な体験が増えていきます。そんな時でも、「調べることができた」「意見を読むことができた」というように、小刻みに「私ができた」という発想を持つようにしてみてはいかがでしょうか。 SallyChanさんから、「自分の心の声、身体の声に耳を傾ける」、NATSUNATSUさん、まおにゃんさんから、「コーチングを受けて」というご意見をいただきました。それぞれの方に適した実践法もあります。それでも効果が得られない場合は、抑うつ度が高いのかもしれません。そのような時は、思い切って医療に相談することもお勧めします。 めぐっちさん、NATSUNATSUさん、handsamladyさんは「かつてはNOだった」が、現在はYesとされています。上昇トレンドに入ったことが実感できているのかもしれません。Noであっても、「『自己肯定感が低い』と、自分で投票できた」「いい投稿文章を書いた(思いついた)」ことも素晴らしいことです。 Yes,Noがほぼ半々で最終日を迎え、盛んな議論を続けていけたことを感謝いたします。1週間おつきあいいただきありがとうございました。★古荘議長の新刊もお読みください『自己肯定感で子どもが伸びる 12歳までの心と脳の育て方』(ダイヤモンド社)★古荘議長の過去の円卓会議より・行き過ぎた教育は虐待?と思うことはありますか・自分は発達障害かも、と思ったことありますか?・自信をなくしている子どもを元気づける方法、ありますか?
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