働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3593 開催期間 2020年05月08日- 05月15日
本日も多くの投稿をいただきました。投票ではYESの割合が85%となっています。Saayaさんの罪悪感を持たない、DiamondBarさんの現状を受け入れる、ぺりさんはNOのご意見ですが、時には涙を流してつらい思いを吐き出すことでリセットするのも、心の安定を保つ方法でしょう。 私は医療機関に勤務している時に、多くの慢性疾患をかかえる子どもたち、すなわち2カ月を超える自粛生活を送る子どもたち、と接していました。小児がんの一部の子は「出口=死」を意味しますし、1型糖尿病など出口は設定できず、生涯にわたり生活管理を要する人もいます。厳しい治療や生活制限に耐えていた子どもや保護者に「病気の再発・再燃」を告げなければいけないことも多くありました。しかしながら概して子どもたちは前向きで、保護者の落胆ぶりとは対照的でした。子どもたちが前向きになれる理由は、わかりやすく、できるだけ事実を包み隠さずに伝えられること、個々の意思が最大限尊重され自己決定できる生活が続けられるためと、私は推測しています。すべての人に普遍的に重要なことだと思います。 自粛生活を送られている方もさまざまです。入院中の家族と面会ができない、伴侶をなくしたが葬儀を行えない。離れて暮らす家族が心配である、救急医療従事者や宅配業務など著しく業務が増えてSTAY HOMEとは真逆の人、必要最小限の外出をしていたつもりなのに周囲から批判され外出ができなくなった人など。そのような中で「自粛警察」という言葉もでてきました。本人の過剰な正義感や自己防衛意識が、それぞれの人の背景を無視して「他粛」を強いているようにも思えます。これらの行為が社会を分断し、さまざまな施策が有効に機能しなくなるのではないかと危惧しています。 さて次回は会議最終日です。今回の外出自粛の影響でオンラインワークが一気に浸透しました。必要に迫られて急遽と言う方も少なくないと思います。その恩恵について、ここでは触れる必要はないでしょうし、自粛が解除されてもその流れは続くでしょう。しかしながら、オンライン会議、オンライン授業などに加えて、オンライン飲み会などの話題もありまように、オンラインで多数の人と長時間つながること、その影響はまだまだ明らかになっていません。 そこで本日は、自粛中オンラインで多数と長時間接することもふまえて、ご意見をいただきたいと思います。疲弊感をお持ちの方もいるのではないでしょうか? 心の安定を保てるのでしょうか? そのコツはあるのでしょうか?「コロナで外出自粛延長!心の安定、保てているか」に投票いただいたうえで、多くの投稿をお待ちしています。★古荘議長の過去の円卓会議より・あなたは「自己肯定感」高いですか?・子どもの自殺、防ぐことができますか?・病気か個人の問題か、迷うことはありますか?★古荘議長の近著をご紹介します ・6月上旬発売予定 『空気を読みすぎる子どもたち』講談社こころライブラリー→ご予約はこちらから ・発売中!『自己肯定感で子どもが伸びる12歳までの心と脳の育て方』
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