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会議番号:3593 開催期間 2020年05月08日- 05月15日
皆さま、こんにちは。青山学院大学の古荘純一です。世界中が新型コロナウイルスの対応に追われている中で、この働く人の円卓会議では、感染症の身体への影響、経済、在宅勤務、休校、オンライン診療など、アップデートな議題が取り上げられてきました。日本では緊急事態宣言が今月31日まで延長されることが決まりました。内心延長されるのではないかと気になりながらも「6日まで頑張ろう」と、当面の目標を決めていた方も多いのではないでしょうか。 しかし、延長が決まり、出口の見えない外出自粛要請に、落胆し不安になることを禁じ得ないですね。このような中で心の安定を保つことは、大変なことだと思います。そこで今回は、メンタルヘルスへの影響をテーマに円卓会議を開催いたします。 皆さまへの問いかけは、「コロナで外出自粛延長!心の安定、保てていますか?」です。日本に先行して、より厳しい都市封鎖が行われた欧米諸国では、先の見えない不自由な状況下でやり場のないストレスが続くことによる「コロナ疲れ」、さらにそれから生じるうつ状態の危険性が指摘され、「コロナうつ」という言葉も使われるようになってきました。 コロナウイルス感染拡大予防として、自宅待機や自主隔離、社会的距離の確保など様々な対策がとられています。「コロナうつ」は、慣れない生活が突然はじまることにより、ストレスを感じて疲れるだけでなく、抑うつ状態となり、ストレスに対処できず、日常生活上のバランスを大きく崩してしまう危険性も指摘されています。 ストレスをかかえた時の対処法として、ひとりで抱え込まずに相談すること、発散できる趣味や生きがいをもつこと、家族のサポートを受けること、などが重要ですが、コロナの外出自粛は、その大部分を閉ざしてしまうことになりました。友達や相談者に会えない、離れて暮らす家族のもとに行けなくて1人である、美術館巡り、会食など外出を伴う楽しみごとを行えない、などです。連休中は「オンライン帰省」という言葉で外出自粛をよびかけていましたが、その環境も整わない人もいるでしょう。圏域をまたぐ移動の自粛も延長されてしまいました。 1日目は、「外出自粛」について、皆様の体験談や対処法についてご意見をいただきたいと思います。「コロナの外出自粛延長!心の安定、保てていますか?」にYES/NOで投票してください。そして投稿をお寄せください。 それでは1週間よろしくお願いいたします。★古荘議長の過去の円卓会議より・あなたは「自己肯定感」高いですか?・子どもの自殺、防ぐことができますか?・病気か個人の問題か、迷うことはありますか?★古荘議長の近著をご紹介します ・6月上旬発売予定 『空気を読みすぎる子どもたち』講談社こころライブラリー→ご予約はこちらから ・発売中!『自己肯定感で子どもが伸びる12歳までの心と脳の育て方』
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