イー・ウーマン（ewoman）

この仕組みは納得できない。（レッズ・埼玉県・39）

今回の総裁選には、全く納得していません。理由は3点です。①なぜ世論調査で一番人気がある石破氏が総裁に就けないのか。②なぜ都道府県連への割り当て票が国会議員票と同数になっていないのか。③なぜ緊急事態でも党員投票が実施できる仕組みになっていないのか（ネット投票など仕組み作りはできるはず）。国民の意思を十分に反映させず、派閥の論理で総裁を決める仕組みはおかしいと思います。

大事な時期だからこそ（地球交響曲・大阪府・43）

現総理の体調、コロナ対策などで時間があまりないというのも分かりますが、党員投票が行われないのは問題だと思います。党の代表に限らず、議員を選んだ後でも議員の変質というものに投票した際の意思は反映されていないというのもあるので、せめて身内同士で決めるにしても、一定の距離がある人達の声も反映しないと、国民全体の同意と思ってもらいたくないので。

次の選挙で（yukodeluxe・東京都・49）

出来レースともいうべき今回の総裁選びは、利権や面子を保つためだけの内向きの政治にしか見えず、とても納得できるものではありません。そんな中でも、自民党の若手議員たちが、今回の総裁選びの方法について抵抗を示した、というのは将来への明るい兆しだと思います。次回の民意を問う選挙の際にはしっかりと生活者、弱者に向いた政治家を選べるように、私たちも見極める目を持たないといけないと痛感しています。

議員にも定年を（ＩＰウーマン・東京都・51）

年功序列が駄目だ駄目だと言いながら政治家が率先してやっているのだから、民間企業で若い人の登用が進むはずがない。見ていて空しくなるばかり。私が一押しの議員は、まだ若く、党の支持を受けられないようで、残念ながら立候補されなかった。菅さんで決まりのようだが、安倍さんの継承、等と戯けたことを言わずに、喫緊の大問題であるコロナ、隣国・中共・米国、オリンピックを、新しい視点からしっかり解決してほしい。

国会議員がしっかりと（blueberry53・大阪府・64）

総裁は党員の投票で選ぶことが正当な手続きだと思います。しかし、総理は国会議員が選出するものです。権力を分断する総理総裁分離には反対ですが、総理総裁が同じだとすると、党員以外にも負託を受け選出された国会議員が適正な方法で決めることで良いのではと思います。与野党を問わず、色々な支持母体が力を発揮して党員選挙で首相を選ぶということの方が片寄った政治ではと思います。国会議員には、首班指名こそ最大の責務ですから、適切な政策議論の中から選ぶようにして欲しいと思います。

納得できません（やっちゃん２４・大阪府・51）

自民党の総裁を決定するのに自民党員の意見を問わない、問おうともせず自分たちの利権しか考えず総裁を決定することはすでに政治を私物化しており、ルールを守らな方々であることが透けて見えます。また、自民党員の声も聞けない方々に国民の声を聞く気持ちはないと理解できます。国のため国民のためを考えて政策運営してくれる政治家を望みます。

選挙に行く（パフィンドーナッツ・埼玉県・51）

選挙には行かないけど文句は言うという姿勢を先ずは改めなくてはならないと思います。今回のような自民党のやり方も含め投票する方が属する党のあり方も考えて投票しなくてはならないと改めて思いました。選挙には莫大な費用が掛かっているのです。そこまでして与えられいる権利を行使するのは義務であるとさえ感じます。（海外地方都市で在外投票に行きそこには多くのスタッフがいました。これを世界中でやっているのかと思うそとその費用は相当ではないかと感じました）

各候補の所信表明を（DiamondBar・東京都・51）

少なくとも各候補者がどういう政治を行いたいのか、現状の課題への取り組みをどうするかなどそれぞれの考えを表明してもらい、それを聞いた上で判断してほしいです。その判断と我々国民の印象との相違があるかどうかが今後政党を選ぶ際の参考になるからです。今回は候補者が何も発言しないうちに、各派閥で決めてしまったような感じであり、それぞれの候補者の主張を吟味したのか大いに疑問です。

雪崩打つように「ポスト安倍」は菅官房長官に決まったようです。総裁選挙の2週間前に大勢が判明するのは例がない、と政治記者は言っていますが、政策論争も所信表明もないまま、次のリーダーが決まりました。
 
「自民党員の声も聞けない方々に国民の声を聞く気持ちはないと理解できます」とやっちゃんさんは言います。投稿された多くの方は「納得できない」と言っています。
 
自民党のホームページを見ると、党員募集の呼びかけが載っていて、「入党すると、あなたも自民党総裁選挙で投票することができます」と書かれています。党員になった人の権利は、執行部の判断でどうにでもなる、ということでしょうか。党員投票をすると、地方で人気のある石破茂候補に有利になるから、と言う声をききます。ルールを都合よくねじ曲げることを恥ずかしい、と思わない人たちがこの国を運営しているようです。
 
総務会で「一任された」のだから「選出方法は自分が決めていい」と二階幹事長は判断したわけですが、「託された権限はフェアに行使する」という配慮がない、ということが丸出しになりました。
 
勝った側につけば「地位や役職」で厚遇され、負けた側についたら「冷や飯」というのは、子どもじみています。敵・味方で判断するのは分かりやすいことですが、目先の利害損得に敏感で、うまく立ち回る人が政治家として立派なのでしょうか。
 
負けを覚悟しながら、石破候補や岸田候補についてゆくひとの中に、政治家としての志を大事にする人もいるのではないか。
 
新型コロナの感染拡大で、政治を身近に感ずる人が増えています。その面前で、とても分かりやすい政治の現実を見せてもらいました。
政治家は有権者の意識や成熟度を映す鏡です。あなたは、この現実をどう考え、行動しますか。問われているのは、私たちです。
タイムリーな時に議長を務めさせて頂き光栄です。一週間、お付き合い頂き、本当にありがとうございました。




★山田議長の過去の円卓会議より
・香港の民主化運動、気にかけていますか？
・米大統領選。「トランプ再選」、あると思いますか？
・安倍政権。長期政権の緩み、ありますか？（2019年11月）

• 2020.09.04
• 山田厚史 ジャーナリスト・元朝日新聞編集委員