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会議番号:3616 開催期間 2020年10月30日- 11月06日
11月は「児童虐待防止推進月間」です。 先日は「子どもの虐待死原因 ネグレクトが最多 身体的虐待初めて上回る」というニュースに驚いた方も多かったのではないでしょうか。 児童相談所の「児童虐待相談対応件数」は、2018年度(平成30年度)の速報値で、15万9850人。 今夏、その数値が更新される予定でしたが、コロナ禍ということもあり、全体的な数値がまだ出ていないのが現状です。 平成30年度の虐待の内訳は、心理的虐待55.3%、身体的虐待が25.2%、ネグレクト18.4%、性的虐待1.1%となっており、この割合は、数年間ほぼ変わっていませんでした。心理的虐待がここ数年多くあがっていますが、DV目撃も心理的虐待に含まれるからです。 厚生労働省によると、2019年度の虐待死の数は54人で、前年度よりも2人増加。「育児を放棄する、ネグレクトで死亡したのは25人(46.3%)と最も多くなったほか、身体的虐待で死亡したのは23人(42.6%)」(上記NHK報道より)ということです。講座でもお伝えしていますが、あくまでもこれは厚生労働省が把握した数値です。この数字に表れず、けがや重傷を負っている、心に傷を負っている子どもたちが背景にいることを忘れてはなりません。 ネグレクトというと、2020年7月7日、東京都大田区で3歳の女の子が親の旅行中に一人で放置され、亡くなった事件をまだ覚えているでしょうか。以下は、関連して書いたブログです。ぜひご参考に読んでいただければと思います。「子どもを育てられない親、預ける親を認める社会に…3歳女児ネグレクト死事件から考える」 ネグレクト最多。あなたができること、ありますか? 子どもの放置などは、近所からでも気づきにくいと思います。そして親自身としても、わが子に対して、また周囲の子どもに対して、いろいろな思いが巡るのではないでしょうか。子どもの放置について、ご自身の体験や、周囲の子育て家族に対して、気になることや思いなども具体的にお聞かせいただけたらと思います。★高祖議長の過去の円卓会議より・コロナ禍。子どもへの新たな虐待、気付くことありますか?・「休校」。親子のストレス、減らす方法ありますか?・改正児童虐待防止法、成立。体罰は減ると思いますか?
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