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会議番号:3638 開催期間 2021年04月23日- 04月30日
予想以上に電気自動車(EV)の人気がないですね。①航続距離が十分ではなく、充電設備もまだ少ない、②もとの発電が化石燃料を燃やしているなら、電気自動車も温暖化ガス削減に貢献するとは言えないのではないか、③価格が高い、ということのようです。 その意味では、①の問題がないハイブリッドを選択するという方が多そうに思えます。電気自動車のもう一つの問題は、暖房も電気に頼るということかもしれません。これまでのガソリン車やディーゼル車であれば、エンジンの廃熱を利用して暖房していましたが、電気自動車ではそうもいかず、結局、電気を消費することになります。これは当然のことながら、航続距離に影響します。 とはいえ、将来的にはすべての車を排ガス・ゼロにしなければならないわけで、そうなると選択肢は電気自動車か燃料電池車(FCV)かしかありません。ゆみ子さんが注目している燃料電池車は水素を燃料とし、それを燃やして発電する方式です。この車の問題も、水素をつくるのに水を電気分解することになり、そこに電気が使われるということです。 私たちが使う車も含め、いま輸送部門の温暖化ガス排出は全体の20%を占めています。この数字を見るとやはり化石燃料を燃やして走る車を買うのは気が引けます。その意味では、今の段階での現実的な選択肢はハイブリッド(UNAUNAさんのいうe-POWERもハイブリッドという分類に含まれます)ということになるかもしれません。 さて皆さんに伺います。電気自動車は価格が高いのが難点とするご意見もありますが、ただ電気自動車にはいろいろ補助金もついています。そうすると価格の問題はいくぶん緩和されるかもしれません。ジローさんが言われるように、日本の自動車産業を支援し、経済を再浮上させるためにも、電気自動車にさらに補助金をつけるほうがいいでしょうか。それとももう少し技術の進化を見極めたほうがいいでしょうか。「今、車を買うなら、電気自動車?」にYES、NOで投票の上、ご意見をお寄せください。★藤田議長の過去の円卓会議より・今日までの菅総理。評価しますか?・新内閣で期待する人はいますか?・Go Toキャンペーン、利用しますか?
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