働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3642 開催期間 2021年05月28日- 06月04日
90%近い方から、『コロナ後も、テレワークを希望する』という回答をいただきました。コロナ禍になって1年以上が経ち、日本の企業のテレワーク実施率は、約30%前後。働く人のテレワーク実施率は、20%前後を推移しています。コロナ後にこれが変化するかは、"今"にかかっているといっても過言ではありません。 「同じ場所に集まる」「顔を合わせる」「一緒に頑張る」ことが当たり前だった、日本の働き方。コロナ後は、少子高齢化による労働力不足が加速することが予測される中、変化の原動力は、やはり「働く人」の意見です。 まずは、メリットを感じている、YESの方からのご意見をみてみましょう。 『勤務地「自宅」にすることができるようになった』という、ceriseさん。親の介護のことも見すえて、今の会社で働き続けるモチベーションが高まりますね! 『家賃が安いところに住める』という、春子さん。テレワークが可能ならと、東京を離れて郊外に引っ越す人も増えています。より広くて、より安い住居が見つかるといいですね。 『「今までの延長線上」ではない未来を手に入れられそう』という、シュシュさん。その通りだと思います。テレワークだと視野が狭くなるという方に聞かせたいです! 『そんなに職場に行く必要はなかったことが判明』した、Akieさん。家族との関係が良くなった分、同僚との距離や運動不足が課題とのこと。でも、それを解決すべく、行動するのが素晴らしいです。 『フリーランスで無駄なストレスから解放された』という、SallyChanさん。これまで、会社員がいかに我慢していたか、というだと思います。コロナ後は、「安定したお給料=我慢料」でない社会になるといいですね。 「テレワークしたい」でも、「できない」という方のご意見はどうでしょうか。 『経営者の考え方で進む気配なし』という、しのんぬさん。確かに「希望制の月4回まで」では、大きく働き方は変わりません。しのんぬさんの会社の経営者の心を動かす「スイッチ」が必要ですね。一緒に考えてみたいです。 『上司や年配者が「仕事=出勤するもの」派』というnekosaurusさん。テレワーク進まないあるあるですね! 多くは「デジタルが苦手」というのが抵抗の裏にあります。私としては、その方たちに「これならできる」というのを体験いただくことが重要だと思っています。 『自宅に場所がない』という、ぺりさん。ご夫妻とも在宅勤務という状況は、厳しいですよね。最近は、郊外や地方にも「ワークスペース」ができています。カフェが空き時間を解放したり、駅などにWeb会議ができるボックス型の施設もできているので、活用してはいかがでしょうか。 『勤務時間や相談時間が長くなった』という、miko87さん。在宅勤務の課題で一番多いのが、コミュニケーション、次がマネジメントです。やはりこの課題を乗り越えないと、テレワークがメインの社会は難しいですね。 カナダ在住のshachikさんからは『最初の不便はほぼ解消』とのご意見。コロナ後の大学の対応が気になりますね。 そして、貴重なNOの方からのご意見もみてみましょう。 『表情が見えないのが辛い』ご自身は勤務希望という、walk714さん。無理にテレワークする必要はまったくありませんよね。でも、おっしゃる通り、けがや病気、天災時のためにも、選択肢としてほしいですよね。 『過去の経験からよい印象がない』というnobuonishiさん。確かに、出社と在宅で分かれてギクシャクするという話はよく聞きます。コロナ後はハイブリッド型と言われていますが、繰り返さないようにしなくてはいけませんね。 テレワークについて、たくさんの思い、いろいろな課題をいただきました。 次回は「コロナ後のテレワーク継続を実現するために、今、必要なこと」について、ディスカッションができればと思います。 YESの方は、新しい働き方を定着するために、個人、企業、国、今の日本に必要なことは何だと思いますか? NOの方、何が起これば、社会がどう変化すれば、コロナ後にテレワークをしたくなるでしょうか。 海外の方は、国名も教えてください。 率直なご意見をお待ちしています。★田澤議長の過去の円卓会議より・コロナ禍のテレワーク、うまくいっていますか?(2021年1月)・新型肺炎。在宅勤務できていますか?(2020年2月)・テレワーク、あなたの生産性上がりますか?(2017年11月)
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