働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3642 開催期間 2021年05月28日- 06月04日
引き続き9割の方が「コロナ後もテレワーク希望」です。今回は、それをかなえる社会に向け「個人、企業、国に必要なこと」をお伺いしました。今日はいただいた投稿について、国・企業・自治体の最新の『動き』をご紹介したいと思います。 ■仕事のデジタル化が必要! 『手続きがペーパーレスになり、オンラインで決済取れるようになれば、テレワーク可能』という、Nahoさん。 →新しいオンライン決済や、デジタル印鑑など、新しいサービスが登場しています。会社のキーパーソンに情報提供してみるのもいいと思います。 ・オンラインで契約できる『クラウドサイン』 ・テレワークで押印できる『シャチハタクラウド』 『テレワークでも自席でも最適な環境を選ぶことができる制度の検討を進めている』という、zunさん。 『月数回の出社で残りは在宅勤務が希望』のパフィンドーナッツさん。 『コミュニケーションの取り方には改善の余地有り』という、kyoko004さん →コロナ後は、ハイブリッド型のテレワークが定着していると言われています。在宅勤務者が固定していたコロナ前とは異なり、誰もがテレワーク可能で、一番効率良く働ける場所を社員が選択する形が、いいですね。ただ、そうなるとコミュニケーションが課題になります。弊社では、クラウド上のオフィスという「場」で乗り越えています。 ・『イー・ウーマン「働く人の円卓会議」のみなさまへ「仮想オフィス」のご案内』 ■経営者の意識改革が必要! 『BCPと企業側の体制強化と効率化にもつながる』という、DiamondBarさん。 →その通りですね! ただ、残念なことに、それを認識できていない経営者も少なくありません。また、そういう人に限って、今の状況から目をそらしがちです。「経営者には経営者を」ということで、経営者の声を聞かせるというのも重要だと思います。 ・厚生労働省委託事業 テレワーク宣言応援事業 『日本の古い企業を変えるにはトップダウンが必須』『優秀な学生が在宅勤務できる会社を選んでいくことで浸透』という、JIMAさん。 →同意です。実は三回目の緊急事態宣言で、国が「テレワーク状況を公開」するよう企業に求めています。また、その内容を学生に伝えることで、経営者を動かそうとしています。コロナ禍だからではなく、コロナ後も取り組んでもらいたいですね。 ・経済産業省 「出勤者数の削減に関する実施状況の公表・登録」 →経営者は助成金で動くことがあります。東京都は、新しく最高80万円の奨励金を出すことにしました。 ・東京都「テレワーク・マスター企業支援奨励金」 ■できない業種も、挑戦が必要 『医療職でもテレワークしたい』という、まうやんさん。 『テレワークの実現には転職という大きなきっかけが必要』という、真打ちさん。 →医療職の方は本当に大変だと思います。でも、新しいチャレンジをされている病院が、テレビのニュースで紹介されていました。その病院は、コロナ病棟を担当した後、一週間を在宅勤務にするようにしたそうです。在宅勤務するほどの仕事が無いかもしれません。でも、たまった事務仕事をしたり、呼吸器系の看護の勉強をし直したり、次の出勤へのモチベーションを高めるために役立っているそうです。そして、その病院ではコロナ患者対応後も、離職者はいないそうです。 『現場に行かないと仕事が成り立たない』という、unagiさん →コロナ禍では移動は自粛でしたが、コロナ後は、現場に行くこともテレワークです。事前打ち合わせは、オンライン会議で実施して、効率良く訪問するなど、テレワークでより良い仕事ができる工夫をしたいですね! ■仕事環境の開拓・改善も必要 『子どもが小さいうちは、自宅の環境整備が至難だった』という、Jerrybさん。 『自宅付近のサテライトオフィスを利用したい』という、あきんぼさん。 →最近は、郊外型のサテライトオフィスや、ワークスペースをシェアするサービスが登場しています。ぜひ活用してみてください。 ・東京都『サテライトオフィス検索』 ・コワーキングスペースの空席がLINEでわかる『テレスペ』 また、自宅の環境改善もできるといいですね。ちょうど、6月1日、日経新聞の夕刊に、私がコメントしている特集が掲載されました。よかったらみてください。 ・日経新聞 Bizワザ『音声ミュートで失敗しない』 コラム『防音、組み合わせで効果』(議長の記事) ■国がビジョンを示すことが必要 『国が新しい経済社会のビジョンを示すこと』という、blueberry53さん。 →先日、自民党が、国にこれからの「テレワーク」の提言をしました。この中の『ポストコロナ時代を見据えた「新しい働き方のコンセプト」としてテレワークを推進』という部分に、期待しています。 ・多様な働き方と企業の成長を実現する良質なテレワークの推進に向けて 以上、みなさんが考える「個人、企業、国に必要なこと」に関する最新の動きについて、コメントさせていただきました。 これらを踏まえ、次回に向けて、たとえ小さな一歩でも、自分ができることを考えてみていただけませんか? 「新しいツールを導入してもらうために、社内で動いてみる」 「自宅の環境を改善してみる」 「自宅の近くに新しいワークスペースがないか探してみる」 「経営者の机に、助成金のチラシを置いてみる」などなど。 何でもいいです。今、自分ができること、したいことを、教えてください。テレワークが当たり前の社会に向け、今、あなたができることは? みなさんの投稿をお待ちしています!★田澤議長の過去の円卓会議より・コロナ禍のテレワーク、うまくいっていますか?(2021年1月)・新型肺炎。在宅勤務できていますか?(2020年2月)・テレワーク、あなたの生産性上がりますか?(2017年11月)
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