働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3673 開催期間 2022年02月11日- 02月19日
皆さん、こんにちは、フジテレビの織田と申します。「とくダネ!」のチーフプロデューサー、報道局の編集長、夕方のニュース番組「イット!」のゼネラル・プロデューサーなどを歴任しています。 私は子どもの頃から将棋が大好きで、マスコミの世界に身を置いてからも、ずっと将棋界に注目してきましたので、ウオッチ歴は半世紀にも及びます。 最強の大山康晴十五世名人に「新手一生」の升田幸三、中原VS米長の名勝負、21歳で谷川浩司史上最年少名人誕生…。えっ、知らない? ですよね。 では羽生善治さんはいかがですか? 全七冠制覇からマスコミに大きく取り上げられ、CMにも起用されたので、将棋を知らない人にも、広く知られるようになっていきます。最近は、国民栄誉賞受賞で改めてその存在がクローズアップされました。 そして今回の藤井聡太さんの活躍ですが、そういった将棋の歴史の中において、どのエピソードに比べても遜色のない、燦然と輝くエポックメイキングな出来事といえます。 この週末も、彼から目が離せません。王将戦第四局(2月11日~12日)。現在最強の一人と目される渡辺名人に対して、ここまで3連勝。この対局に勝利すれば、史上最年少で五冠を達成します。 プロ棋士は、よく「天才の中の天才」といわれます。「奨励会」というプロ棋士の育成機関では、全国から集まった天才少年少女たちが、まさしくしのぎを削り、成長を重ね、そしてその戦いを勝ち抜いたものだけが、ようやくプロ棋士になることができます。その数は、原則として、一年間にたった4人。 そしてこれを中学生の段階でくぐり抜けた、「天才の中の天才のさらに早熟な天才」(すみません、「天才」という言葉の大安売りですね…それ以外にうまく表現する方法が思いつかなくて)はこれまでわずか5人。ご存じ「ひふみん」こと加藤一二三さん、「史上最年少名人」の谷川浩司さん、誰もが知る羽生善治さん、現在最強の一人、渡辺明さん、そして藤井聡太さんとなります。前の四人は全員、「名人」という江戸時代の家元制度に起源を持つ最も歴史のある格式の高いタイトルを獲得しており、現在の名人は渡辺明さんです。 実は藤井さんのすごさは、中学生棋士という早熟ぶりだけでなく、その後の成長スピードにあります。彼の能力が伸びていくすごさに、わたくしは最も興味惹かれています。いったいどこまで強くなるんだろう。人間の能力というものは、いったいどこまで拡張されていくのだろう? そこで今回のテーマは、「藤井聡太さん、活躍。将棋への関心は高まりましたか?」です。YESの方は、藤井聡太さんのどんなところに興味惹かれますか? 対局中の食事のメニューやおやつ? いまや、そういった一挙手一投足までもが注目され、大きな経済効果を生んでいることも、もちろん大切な要素の一つですよ。 彼の子ども時代のエピソードはどれも心惹かれるものばかりですね。彼の使っていたおもちゃや、教育法には、とくに子育て世代から関心が集まりました。 それとも、やはりなぜこんなに強いんだろう? という素朴な疑問ですかね? 特に関心が高まってはいないというNOの方は、将棋について、藤井さんについて、どんな印象を持っているのかを教えてください。 週末の対局結果は多く報道されるでしょうから、その盛り上がりを見ながら、是非多くのご意見をお寄せください。*イー・ウーマン編集担当より 投稿のルール「I statement」(「〜べき」は使わないなど)を守り、「国民は」「普通は」などではなく、「私」を主語として、自分の考えを投稿してください。 掲載する投稿には、編集にて「私は」を入れさせていただく場合もありますのでご了承ください。
イー・ウーマン
表参道カレッジ
eshop
©2014 ewoman, Inc.