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会議番号:3674 開催期間 2022年02月18日- 02月25日
「人権とは、子どもの意思が反映され「共に社会の一員」であるという認識を、子どもが肌で感じつつ育むもの」と真打ちさんが投稿くださっています。そこが一番大事ですね。 そのためにも、子どもが権利や人権について学ぶことが必要です。 「基本法が当事者の子どもに「あなたのせいじゃないよ、少しも悪くない」と言って抱きしめてあげられる他者が増える一助となってほしい。」(Achikoさん) 「子どもの権利を主張するには、一人の人間として、自分の意見を言えるように育てていくことも必要」(n.danさん) 「家庭や学校で「個」の概念を育み、子どもが自分は大切な存在だと理解し、言葉や態度で表現できるようになることが必要。」(imagadaijiさん) このように考えてくださる方が増えてくださるのは心強いですし、教育現場でも、子どもの権利や人権について、考えたり学ぶ場が広がればと思います。 たとえば家庭でも、ブラック校則についての報道があれば、「あなたの学校はどう?」と聞いてみたり、コロナで学校行事が中止になったらそれについて「あなたはどう思う?」と意見交換してみるのもいいかもしれません。 子ども自身が権利や人権を学び、それをベースに考えを伝えられること、違いを認めつつ、コミュニケーションを取って、お互いに最善の折り合いをつけて解決していかれることが大事なのではないでしょうか。 「子どもの人権の保障の必要性について国民が訴えていく必要がある」とパフィンドーナッツさんが投稿くださいましたが、私たち大人自身も、しっかりと学び、子どもたちと共に考えていくことが必要なのではないでしょうか。 国連「子どもの権利条約」に日本も1994年批准しましたが、子どもの権利条約 一般原則に以下のように書かれています。 ・生命、生存及び発達に対する権利(命を守られ成長できること) ・子どもの最善の利益(子どもにとって最もよいこと)・子どもの意見の尊重(意見を表明し参加できること) ・差別の禁止(差別のないこと) 「こども基本法」の成立によって、この当たり前のことがベースになっていくことを望みます。この一般原則が日本全体の考え方の基準となっていったら、子ども虐待も、ブラック校則なども減っていく(本当は「なくなる」と書きたいですが)と思っています。そして、子どもが生きやすい、子育てしやすい社会になっていくのではないでしょうか。 皆様との議論楽しかったです。子どもでも大人でも、権利や人権をベースに考えていくということ。そんな当たり前のこと、ぜひ広げていきましょう。★高祖議長の過去の円卓会議より・児童虐待、過去最多20万件。防ぐ仕組み、いい案ありますか?・「休校」。親子のストレス、減らす方法ありますか?・叩かない子育て、日本は実現できますか?
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