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会議番号:3683 開催期間 2022年05月20日- 05月27日
熊本県八代市の私立秀岳館高校サッカー部の報道に驚いた人も多いのではないでしょうか。 コーチからの暴力の動画が流れ、その後、サッカー部の生徒が謝罪動画を投稿しましたが、それが監督の指示により実名動画になっていたなど、波紋を広げています。監督は退職、該当のコーチは懲戒免職になったとのことですが、これで幕引きにしてはいけない問題でしょう。 筆者も2022年5月18日の記事に対して、ヤフーニュース公式コメンテーターとして以下のようにコメントさせていただきました。 「最大の被害者は子どもたち。監督の退職、”暴力コーチ”の懲戒免職で終わりにしてはならない問題です。暴力を受けたことはもちろん、謝罪動画を実名で撮影させられるなど、子どもたちは心や体に傷を負わされています。このようなことがまだ教育現場で起こっていることを、学校はもちろんですが、自治体や国はしっかりと認識すべきでしょう。これは氷山の一角であると思います。しっかりと検証を行い再発防止することはもちろん、そもそも子どもの人権や、暴力によらない指導方法を学ぶ制度作りなど、早急に着手をお願いしたいです。」 日本では親の体罰が2020年4月から法的禁止され、また学校教育法ではかねてから子どもへの体罰が禁止されています。ですが、秀岳館高校サッカー部のように指導と称する体罰を行っている教師、監督、コーチなどがまだまだ少なくないのが日本の実情でしょう。 「部活での暴力。防ぐ方法、ありますか?」 今回は部活を中心にみなさんと考えていきたいと思います。皆さんの周りの部活での体罰・暴力の現状はいかがでしょうか、それに対してどのように考えますか。また子どもへの部活での指導方法などについて好事例があればぜひ教えてください。
◆高祖議長の過去の円卓会議より
・こども基本法の成立、必要ですか?
・児童虐待、過去最多20万件。防ぐ仕組み、いい案ありますか?
・叩かない子育て、日本は実現できますか?
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