働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3696 開催期間 2022年09月30日- 10月07日
前回取り上げた「リスキリング」ですが、marco302さんの言われる「リカレント」という別の概念もあります。新しいことを学ぶという意味では同じようなものですが、リカレントのほうがより広い対象を自主的に学ぶという意味が強いかもしれません。リスキリングというとどうしても、雇用者側が労働者に与えるというイメージがあるでしょうか。 その意味では人生をいくつかに区切りをつけ、自分で大学に行くなり何なりして、まさにまったく違う知識を身につけることのほうが、選択肢が大きく広がると思います。そのために必要な事は、雇用者側の柔軟性、教育機関の柔軟性、それに政府の支援だと思います。 日本の社会はその条件のいずれも不十分だと考えます。とりわけ雇用の制度はいまだに年功序列という旧弊から抜け出せていません。職務の評価制度を整備しないと難しいからです。 日本の国際的評価が落ちている最大の原因は、国際的に通用しない人事制度に固執していることがあるとも思っています。ただし日本の労働慣行を変えるということは働く人にとってリスクのあることでもあります。自分の仕事が「保証」されなくなることも意味するからです。 それでも日本は変わっていかなければなりません。企業も国も、そして労働者も、まさに構造的変革が必要だと考えます。1週間どうもありがとうございました。★藤田議長の円卓会議より・あなたは、メディアリテラシーが高いですか?・対中関係、厳しくなっていると思いますか?・コロナ経済対策、政府に望むことありますか?
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