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会議番号:3714 開催期間 2023年04月07日- 04月14日
『介護サービス利用で困ったこと、ありますか?』 今回の会議でも多くの方にお付き合い頂き、有難うございました。 さて、本日最終日、ご自身の未来に向けた準備についてお伺いしました。 「私たち自身の老後を想定して、今から準備を始めようかなと思われる方、そして実際に準備を始められた方へ、その準備の内容はなんですか?」 YESと答えてくださったUNAUNAさん。おっしゃる通り、担当のケアマネージャーさんの情報量の多さや経験、価値観によって、受けられる(出会える)介護サービスは変わってきます。ご自身が介護を受けるまでにサポートの全容を調べ、適切な項目を選び、ご親族への負荷を最低限にして楽しく暮らせるようにしたい、と前向きなコメントをいただきました。 ありがとうございます。 調べるにも気力と体力、そして判断力が必要です。歳を重ねるごとに少しずつこの力が低下していきます。新しいことを取り入れることが億劫になる前に、早めの行動が大切だと強く思います。 黒船さんもご自身の経験から、生活習慣を見直して極力健康に過ごすこと、そして老後施設に入れる準備(金銭・情報収集)を早めにスタートされました。 一方shoshoさんは、自分がサービスを受ける立場になった時、理解や判断ができる状態かわからない、事前予約ができても身体状態に絶対はない、と不安を打ち明けてくださいました。 そういう時に備えて「家族信託」という制度があります。任意後見制度と同様の遺言書のような効力を持っているので、万一自身の認知機能が低下した時などには、柔軟に財産管理ができるというメリットがあります。 JIMAさん、パフィンドーナッツさん。 具体的な行動事例を教えてくださり、ありがとうございます。 そして、nekosaurusさんの「高齢者の人口はいつかは減る、そしてテクノロジーで支えられるかもしれない」というご意見。介護業界にも少しずつロボットは入りつつあります。ただ、今現在解決しづらいのは、家族以外の人が治療方針や保証人を務めることなんです。少子化が加速し未婚化が進む今、家族にそれらを委ねることができない人の支えをどうしていくのか。今後、制度が変わっていくことを期待しています。 ちなみに、私自身もエンディングノートを書きました。誕生日ごとに同じノートを微修正しています。ロボットと生活もしています。心のよりどころが家族以外にも可能か実証実験中です。 私の円卓会議、お付き合いいただきありがとうございました。 ご参加いただいた皆さん、そして世の中の人々が家族の介護で夢や希望を諦めなくても済むようにと、これからも活動してまいります。
★神戸議長の過去の円卓会議・仕事しながらの介護。良い方法ありますか?
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