働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3714 開催期間 2023年04月07日- 04月14日
『介護サービス利用で困ったこと、ありますか?』 半数以上の方が「介護サービス利用で困ったことがある」とお答えくださいました。 サービス利用の受け入れの難しさや、介護保険の制約により、使いたいタイミングでサービスが使えないというもどかしさに遭遇していらっしゃいます。 もしあなたが今、お一人で介護の悩みを抱え、孤独に感じていらっしゃるのであれば……あなたは一人ではありません。この円卓会議の中の2人に1人は同じ悩みを抱えていますから、大丈夫ですよ、と申し上げたいです。 前回は、「自分の代わりに駆けつけてくれる人やサービス」について、お聞きしました。 介護サービス利用で困ったことがある(YES)と答えてくださった、やっちゃん24さん。 お父様の体調の急変に周囲のサービスがすぐに使えなかったものの、掛かりつけの病院に相談し、対応してもらえることができて良かったですね。お母様からのSOSの電話だけでは情報も掴みづらかったことと思います。 弊社のサービスをお使いのお宅では、見守りカメラやタブレットをご利用されるご家庭が増えてきました。もし、Wi-Fiが繋がる環境であれば、リアルタイムでお部屋の様子を確認できるカメラの設置をおすすめします。親子各々の安心度が高まります。 困ったことはない(NO)と答えてくださった、おがわさん。 おがわさんのように、コロナ感染症の影響を受けてご実家と行き来が少なくなった方は多くいます。親御さんの体調はどんな感じで、どんな治療を受けていて、誰と普段付き合っているのか……。生活ぶりが分からなくなったと聞きます。 帰省が自由にできるようになった今だからこそ、緊急事態時の連絡先や、支援者を誰にすれば良いかを親御さんと話し合っておきましょう。介護は早めの準備が大事です。突然やってくる介護に、冷静に向き合うことができます。そして、無計画な介護離職を防ぐことができます。 パフィンドーナッツさんのご実家のように、ご近所付き合いが少ないお宅もあると思います。住宅事情によっても変わってきますが、町内会に入られるのも良いと考えます。「他人の干渉は苦手」と「緊急時に誰かに助けてほしい」という2つの気持ちを同時に叶えることは難しいですが、どちらを優先する時期なのかを考える時かもしれません。 ところで、みなさん、お気づきでしょうか。 今回は親御さんの介護の関わり方について議論していますが、実はこれ、私たち自身が20年後に直面する課題なんです。 私は講演の度にお伝えしていることがあります。親御さんの介護の苦労は、将来やってくる自分の介護の課題です、と。 自分のことをサポートしてくれるお子さんもしくはご親戚、そして介護事業者の悩みになる可能性も大いにあるんです。 そこで、皆さんに質問です。「介護サービス利用で困ったこと、ありますか?」にYES、NOでお答えの上、私たち自身の老後を想定して、今から準備を始めようかなと思われる方、そして実際に準備を始められた方へ、その準備の中身はなんですか? 精神的なことから物質的なことまで幅広くお聞かせください。まだ考えたことがないという方も、何が必要になるかを想像してみてください。★神戸議長の過去の円卓会議・仕事しながらの介護。良い方法ありますか?<運営事務局より>投稿は、お一人お一人の視点や体験を言葉にしていただく、大変貴重なシェアリングです。・自分を主語としたI statement で書いてください。掲載する投稿には編集にて「私は」を入れさせていただく場合もありますのでご了承ください。・引用がある場合は、必ず引用元を明記してください。・議長からの各日の投げかけ(赤字部分)に答えた内容で投稿してください。
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