働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3714 開催期間 2023年04月07日- 04月14日
『介護サービス利用で困ったこと、ありますか?』 昨年に引き続き、学びたいとおっしゃってくださるみなさん、有難うございます!!! 「子どもの立場として”良かれ”と思ってサービス事業者に介護を依頼しても、本人に拒否された」と答えてくださったKylinさん。私自身が運営している「わたしの看護師さん」の相談窓口にも同じような声が多数寄せられています。 Kylinさんがお気づきのように、介護サービスを受けるご本人が自分の生活の危うさに気づかないことには、強引にサービスを導入しても受け付けない、というようなことが起きるのです。 Kylinさんのお母様の世代は、自宅で妻や嫁、娘が介護をするのが当然という価値観を持つ方が多いです。その当時は平均寿命も短く、介護する期間が短かったり、専業主婦が多く存在していたから。故に「サービスを使うと便利だよ」という説明だけでは納得できません。 解決策の一つとして、お母様が体調を崩され、気弱になられた時を狙って「サービスを使うと安心だよ」って勧めてみてください。受け入れそうになったり、押し戻されそうになったりの繰り返しかもしれませんが、徐々に良い方向に導けると信じています。シンゴパパさん、ご本人の生活の危うさに気づいた時にサービスや施設入居を検討したり、勧める際の参考にしてみてください。 Michaelさんの「健康保険と介護保険の切り替えが面倒だった」というご経験について。 看護師の私でさえも、初めての介護の時は保険の切り替えや、要支援から要介護に変更になった時に戸惑いました。そして、最大の困難が「どこからが介護保険を使えて、どこからが使えないのか」という規制の壁。正直申し上げて、私自身が介護の事業を運営し、4人目の介護をしているからこそ理解できるのであって、初めての介護を経験する方にとっては非常に理解しがたい仕組みになっています。 では、どうやったら介護サービスを理解し、上手に利用できるか…。 それは、ご担当のケアマネージャーさんをマネージメントすることなんです。受けたい介護についてしっかりプレゼンをし、双方の意見や理解のすり合わせをします。納得できるサービスを選択できるためには、ケアマネージャーさんとの良好な関係性を築き、仲間に引き込むことです。 NOと答えてくださった、綾oooさんへ。 私自身も遠距離介護を実践中ですが、信頼できるケアマネージャーさんやご近所さんや友人に甘えることにしました。もちろん、全てを放棄するのではなく、子どもだからできる精神的なフォローや、ネットスーパーで買物をし、送り届けています。 今は、親子で近くに住んでいないご家庭もたくさんあります。有給休暇を使いながら帰省されることもありますが、それでも回らなくなり離職を考える人も出てきます。 厚労省の調査によると、「介護離職者」は年間およそ約9.5万人であり、その経済損失は年間6,500億円と発表しています。 そこで、皆さんに質問です。親御さんと離れて生活をされている、もしくは同居していても、介護の有無にかかわらず、一日中一緒にいることは難しいと思います。もし何かあっても、すぐには親御さんの元に駆けつけることが困難な場合もあるでしょう。 そんな時、ご自身の代わりに救援や介護を任せられる知人やご近所さん、親戚がいるかどうか、またはそういったサービスを利用しているかどうかについて、現在の状況をお聞きしたいと思います。「介護サービス利用で困ったこと、ありますか?」にYES、NOでお答えの上、何かあっても自分がすぐに動けない場合の準備(人やサービス)をしているかどうか、すでに準備している方はいつ準備を始めたのか、またサービスの場合はどこから情報を得たのか、実際に任せてみてご自身の介護負担などが軽くなったかどうかなど、あなたの状況やご意見をお寄せください。★神戸議長の過去の円卓会議・仕事しながらの介護。良い方法ありますか?<運営事務局より>投稿は、お一人お一人の視点や体験を言葉にしていただく、大変貴重なシェアリングです。・自分を主語としたI statement で書いてください。掲載する投稿には編集にて「私は」を入れさせていただく場合もありますのでご了承ください。・引用がある場合は、必ず引用元を明記してください。・議長からの各日の投げかけ(赤字部分)に答えた内容で投稿してください。
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