働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3722 開催期間 2023年09月08日- 09月15日
皆さまこんにちは、青山学院大学の古荘純一です。まだまだ残暑が厳しいところが多いようですが、いかがお過ごしでしょうか? 9月1日は防災の日です。今年は関東大震災から100年ということで、多くの報道機関も特集として取り上げていました。一方、9月1日は子どもの自殺が多い日でもあることはご存じでしょうか。 これは、2015年に発表された内閣府の資料で、過去40年間をさかのぼって、18歳以下の子どもたちの自殺が起きた日を分析したところ、9月1日だけが突出して多いことがわかりました。◆18歳以下の日別自殺者数 平成27年版自殺対策白書から抜粋 長期休暇明けにも増える傾向があることから、学校がはじまることは、子どもたちにとって大きなプレッシャーや精神的動揺が生じやすい、ということも指摘しています。樹木希林さんは生前、その事実に胸を痛め、自分にできることはないかという思いを込めてメッセージを発信したこともあります。 文部科学省によると、2022年の小中高生の自殺は514人と過去最多となっています。また、厚生労働省自殺対策推進室は、男性、女性ともに自殺死亡率はG7国の中で高いことを報告しています。8月23日には、不登校生の支援団体などが精神科医と作成した『学校休んだほうがいいよチェックリスト』が、web上で公開されていることが報道機関で紹介されました。これは保護者に、無理に登校させて子どもたちを追い詰めないでほしい、とよびかけているものです。 そこで今回の円卓会議のテーマは、「子どもの自殺増加、サインに気づくことはできますか?」といたしました。子どもたちが、死を考えるほど追い込まれている状況、それに大人が気づいて子どもたちを守ることはできるのでしょうか。 不登校や学校のストレスと自殺が直接関係するわけではありません。しかし、登校したくてもできない状態の子どもは、ストレスを感じ、強い葛藤があるのは事実です。そのような子どもは、こころや体のサインを出しています。時にはそれを隠そうとすることもあります。 本日は、学校に行くことにストレスを感じている子どものサインについて、どのようなサインがあるか、それに気づくためにはどうしたらよいか、などのご意見をいただきたいと思います。まず、テーマに関してyes、noでお答えいただき、その後、体験談やご意見をお寄せください。様々な投稿をお待ちしています。それでは、1週間よろしくお願いいたします。★古荘議長の過去の円卓会議より・「発達性協調運動障害」、ご存じですか? ・マスクを外す。精神的な不安ありますか?・運動は苦手でもよいと思いますか?<運営事務局より>たくさんの投稿をいただき、ありがとうございます。ルールを守られていない投稿は採用できませんので、ご注意ください。投稿は、お一人お一人の視点や体験を言葉にしていただく、大変貴重なシェアリングです。・自分を主語としたI statement で書いてください。掲載する投稿には編集にて「私は」を入れさせていただく場合もありますのでご了承ください。「親はこうすべき」などは、I Statementではありません。・引用がある場合は、必ず引用元を明記してください。・議長からの各日の投げかけ(赤字部分)に答えた内容で投稿してください。
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