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会議番号:3722 開催期間 2023年09月08日- 09月15日
本日も多くのご意見ありがとうございます。Yes,Noの割合は変わらないようですね。 前回は、子どもが「死にたい」と口走った場合、どのように対応したらよいかをお聞きしました。おがわさんとunagiさんから、思わず叱りたくなるが、お二人ともそれはよくないという意見をいただきました。 「死にたい」という言葉でSOSとして発した子どもの勇気を認めて受け入れることが大切だと思います。ポイントは、発言自体は肯定しつつも、行動化を止める方策をとることです。 希死念慮のある人への対策として「TALK」の原則があります。Tell(言葉に出して心配していることを伝える)Ask(「死にたい」という気持ちについて率直に尋ねる)Listen(絶望的な気持ちを傾聴する)Keep safe(安全を確保する) 「L」と「A」は、話を聴くこと、その力が求められます。一方で、こちらから発する言葉は「T」。まず心配をしていることを伝えるだけになります。相談した子どもに「大人は話を聞かないでいきなりアドバイスする」と思われないことが重要ですね。比較すること「もっと大変な人はいる」や、頭から否定すること「絶対にだめ」「命を粗末にするな」などは、子どもをさらに追い詰めかねません。話を聴く力。普段から子どもの話を聴いているのか、日本の大人が自省を求められているようにも感じます。 JIMAさんから、電話で相談することについての意見をいただきました。重要なことです。勇気をもって相談したが納得できなかった、という経験をお持ちの方も多いと思います。できれば3人くらいに話してみる、親、友だちもしくは担任など学校関係者1人に加えて、もう一人の選択も重要です。学校に不信感があれば電話相談でもよいでしょう。ただし「K」、安全は確保しなければいけません。もし具体的な準備状況があれば、はっきりと止めて子どもを守ること。結論や行動は先延ばしにして、代わりに本人がやることを提案する。ここでも、子どもから聴いたことをふまえての提案になります。 若年者の自殺には、国も問題意識を持っており、2016年に自殺対策基本法が改正され、若年者の自殺予防教育が義務化されました。 しかし残念ながら、自殺数は増えています。 次回は、最終日です。子どもの自殺予防対策について、一人ひとりが、あるいは、学校や地域単位でできることについてご意見をお寄せください。 本日は「死にたいと言った子」への対応ということで、投稿の敷居が高かったのかもしれません。シンゴパパさんから「そこまで行く前に気が付いて」という意見をいただきました。日常の子どもの「困りごとの対応」の積み重ねが、結果として自殺予防対策にもなります。 まず、Yes, Noをお示しいただき、自殺予防対策についてご意見をください。お待ちしています。★古荘議長の過去の円卓会議より・「発達性協調運動障害」、ご存じですか? ・マスクを外す。精神的な不安ありますか?・運動は苦手でもよいと思いますか?<運営事務局より>投稿は、お一人お一人の視点や体験を言葉にしていただく、大変貴重なシェアリングです。・自分を主語としたI statement で書いてください。掲載する投稿には編集にて「私は」を入れさせていただく場合もありますのでご了承ください。・引用がある場合は、必ず引用元を明記してください。・議長からの各日の投げかけ(赤字部分)に答えた内容で投稿してください。
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