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会議番号:3735 開催期間 2024年02月02日- 02月09日
こんにちは、経済アナリストの田嶋智太郎です。今回は、今年1月からスタートした新たな小額投資非課税制度(新NISA)について、その利活用をすでに始めておられるかどうかに、まずYES/NOでお答えいただき、そのうえで皆さまの現状のスタンスや素朴な感想、忌憚のないご意見などをお聞かせいただければと思っています。 伝え聞くところでは、金融業界が想定していた以上に個人の方々の関心度合いは高いようで、ネット証券5社においては昨年末(12月20日)までに積立投資の予約額が月間2300億円に上ったとのこと。また、新制度の「成長投資枠」を使った個別株式への投資額は1月19日までの集計で4650億円近くにも上ったと報じられています。 こうした個人の方々の意欲と実際の投資行動が相場の下支え役となっていることもあり、年初から日本株が基本的に強い基調で推移していることはご承知の通り。投資ビギナーの方も少なからずおられるなか、一般に知名度が比較的高く、堅実経営の継続が期待される大型優良銘柄への投資を選択する傾向も見て取れ、そうした銘柄の株価は現状、より強い基調で推移しています。 一方で、新制度の「積立投資枠」を経由した資金は、主に米国株を中心とした世界株に向かっているというデータも明らかになっています。今のところ、米国の代表的な株価指数も総じて好調な推移を続けており、そういた観点からすると、新NISAは「ひとまず順調なスタートを切った」と言うことができるものと思われます。 もちろん、投資の世界のことでありますから、ときに思わぬ価格の下落・調整場面を迎えることもあり得ます。そうしたリスクの存在を考慮すると、いまだなかなか踏み切れないという方も当然おられることと思います。この制度は年間の投資金額上限が定められていることから、基本的には長期目線で向き合う方が多いと思われますが、それでも「いましばらく様子を見たい」、「もう少し安すくなったところで始めたい」という方もきっとおられることでしょう。 「新NISA、始めましたか?」 皆さまは、いかがでしょうか。すでに始められた「YES」の方には、その動機や将来展望などをうかがってみたいと思いますし、今のところ「NO」という方には、その理由や基本的なスタンスなどをうかがってみたいと思っています。もちろん、投資に関してはすでにベテランの域にあるという方も是非、率直なご意見をお聞かせください。これから一週間、どうぞよろしくお願いいたします。
★田嶋議長の過去の円卓会議より
・資産運用、していますか?
・SDGs経営やESG投資、興味ありますか?
・進む円安。あなたにとってはマイナス要因? (2022年4月実施)
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