イー・ウーマン（ewoman）

手間をかけずに6年目（amacumo・東京都・34）

旧つみたてNISA制度から始めて6年目になります。始めたのは結婚当初でした。おもしろいな、と思っていたファンドマネージャーの方がおり、投資に興味を持つようになっていたので始めました。日々の変動に一喜一憂はしたくなかったので、長期目線でほったらかし、と思ってやっていましたが、預金をしているよりずっといい成績でここまできています。利益確定をどのタイミングですべきかが悩みどころです。

投資を楽しく感じています。（2kishir0・東京都・34）

iDeCo、旧つみたてNISAを経て、新NISAにも挑戦中です。キャッシュフローを良くしたいので高配当株を中心に購入したいと思っています。日経平均は今のところ右肩上がりですが、暴落して安くなった時に購入できるよう長い目で付き合っていきたいと思っています。

今までの継続で（IZUMI・鹿児島県・50）

新NISAが始まり、なにより知らずに投資によくないイメージを持たれていた方が、勉強する機会になったこと。投資が回りまわって私たちの暮らしにいい循環をもたらしてくれること。配当等の見直しにより、企業も努力してくださること。まだまだありますが良かったなと思っています。新NISAもちろん始めています。

投資リスク認識しての新NISA（Nori San・東京都・54）

私は新NISAを始めました。もちろん、政府による株価上昇策、景気浮揚策の一環だとは理解してます。新NISAは従来型NISAに比べて、非課税枠の大幅拡大、非課税期間の無期限化もあり、投資する立場としてのメリットは大きいと思います。しかし、投資にはリスクが付きものですので、余剰資金の全額を充てるみたいな投資をすることは、自分自身もしませんし、周囲にもそのようなことを勧めてません。

待ってました、新NISA（ちゅま・東京都・51）

旧NISAを2018年から利用していたので非課税期間が恒久なった新NISAは待ってました!という思いです。ロスジェネ世代なのでお金にも働いてもらうという気持ちで新NISAをやっています。

増やしたい（snow・福岡県・58）

年金を受け取るまであと幾年かあります。物価高、会社倒産の不安などがあり少しでも自分の資産を増やしたいと思い。少額ではじめました。日々増えたり減ったりしていますが、金額の無理をせず(できないので)続けていく予定です。

リタイアメントアカウント（Penguin・海外・その他・45）

海外在住のため、Noで回答しましたが、実際には法律で定められている最大限、リタイアメントアカウント数種類に拠出しています。給与から天引きのものもあれば、課税後の所得から拠出し、増えた分に税金がかからないものも持っています。

ただいま勉強中です（n.dan　・広島県・49）

貯蓄(銀行の普通貯金以外)、子どもの保険、投資がずっと気になりながら、自分的に納得できる話に出会わず、何もしてきていませんでした。今回親子でお金について考える機会があり、投資を始めようかと勉強し始めていたので、今回のテーマを知り会議を楽しみにしています。NISAよりも変額保険、まとまった貯蓄であれば米ドル建の保険をすすめられ、混乱中です。

基本がわかっていないので（もろりん・福岡県・52）

やってみようかな？とは思い始めていますが、そもそも投資について勉強不足のため、便利になった点はよくＰＲされていてわかるのですが、基本の部分がなかなか理解できません。何に注意して、どうやって始めればよいのか、どこに口座を作るのが良いのか・・・ここで勉強させてもらって、一歩踏み出せればと思います。

株の上昇が生活レベルに合わない（Kylin・大阪府・64）

私が金融商品に手を出さないのは、投資したお金が何に使われているか？不透明だからです。株なら応援する企業がはっきりしています。あと、株価が高騰しているのに、自分たちの生活レベルが上がらない事にも違和感を感じています。

皆さま、今回もたくさんの投票と投稿をいただきまして誠にありがとうございます。いまのところ「NO」に投票された方のほうが多くなっていますが、n.danさんのように「ただいま勉強中」という方や、もろりんさんのように「ここ（今回の円卓会議）で勉強させてもらうつもり」という方も少なくない状況で、どちらかというと前向きに受け止めておられる方のほうが多いようにも感じました。
 
なお、投資信託という“金融商品”を積立投資の対象とする「積立投資枠」については、Kylinさんのように商品性が「不透明」と不安に思われる方もいらっしゃるようですが、もう一方の「成長投資枠」であれば、応援したい企業の株式にも非課税での投資が可能であり、そうした点は個々に区別して利用の検討をなさると良いのではないでしょうか。
 
もちろん、慌てて始める必要などはなく「制度の仕組みをもっとじっくり勉強しておきたい」とか「始めるタイミングを慎重に見計らいたい」という方がおられるのも当然です。ただ、ちゅまさんのように旧制度から利用していて、今回、制度内容が拡充されるのを「待っていました」という方がおられるのも事実。確かに、Nori Sanおっしゃっているとおり「従来型NISAに比べて、非課税枠の大幅拡大、非課税期間の無期限化もあり、投資する立場としてのメリットは大きい」ということは再認識しておきたいところであると思います。
 
「投資が回りまわって私たちの暮らしにいい循環をもたらしてくれる」とおっしゃるのはIZUMIさん。確かに、誰もがそっぽを向いたままだと、回りまわって私たちの日々の暮らしが不穏なムードに包まれることにもかりかねません。以前よりは“投資家思い”の株主還元策に注力する企業も増えており、そうした企業を皆で応援することによって互いにウィン＆ウィンの関係を築くことができれば、それは素晴らしいことですね。
 
幸い、年初に新制度がスタートしてから、今のところ米・日の株価は強気の展開を続けています。こういった状況下では、amacumoさんの「利益確定をどのタイミングですべきかが悩みどころ」というご意見にも共感します。一方で、2KishirOさんのご指摘にもあるとおり「安くなった時に購入できるよう長い目で付き合っていきたい」という姿勢も大切。また、snowさんのように、まずは小額から始めて「金額の無理をせず続けていく」ということも大事であると再認識させられるところです。
 
本日も皆さまにうかがいます。「新NISA、始めましたか？」。引き続き「YES」の方からはその動機や将来展望などをうかがいたいと思いますし、今のところ「NO」という方かは、その理由や基本的なスタンスなどを教えてください。なお、海外在住の方は制度の利用が難しい状況ですが、Penguinさんのような海外からのご意見や現地事情などについてもお寄せいただければ嬉しく思っています。どうぞ、よろしくお願いいたします。

★田嶋議長の過去の円卓会議より

・資産運用、していますか？ 

・SDGs経営やESG投資、興味ありますか？

・進む円安。あなたにとってはマイナス要因？ （2022年4月実施）

• 2024.02.05
• 田嶋智太郎 経済アナリスト、日経CNBCコメンテーター