働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3735 開催期間 2024年02月02日- 02月09日
皆さま、今回もたくさんの投票と投稿をいただきまして誠にありがとうございます。なおも「NO」という方のほうが優勢ですが、DiamondBarさんのように「はじめるつもり」であるとか、いまは「検討中」という方も少なからずおられるようですね。くみbooさんは「出遅れた感が強い」とおっしゃっていますが、必ずしも新制度のスタートに慌てて合わせる必要はないはずで、これからゆっくりじっくり検討されれば良いのでは。もちろん、ご自身も「自分のペースで」とおっしゃっており、そこが最も重要な点であろうと思います。 JIMAさんの投稿にもあるように、足元では株価が全体にひと頃よりもかなり値上がりしており、ここで成長投資枠を活用して積極的に投資すべきか迷っているという方も幾人かいらっしゃいますね。目の前で株価が値上がりしていく様を見ると焦ってしまうという方もおられるでしょうが、そこは慌てず冷静に。上場企業は逃げて行きませんし、各社の業績動向や株主に向き合う姿勢、現在株価の妥当性などを吟味・検証するためにじっくり時間をかけることも大切でしょう。 Futachanさんのように「投資ビギナー向けという印象」とお考えの方や、おがわさんのように「若い人向けに勧められる印象」という方もおられます。確かに、この制度は基本的に長い目で投資と向き合う方に向いていると言え、投資ビギナーや若い方でも比較的挑戦しやすいものと言えるでしょう。とはいえ、投資成果(利益)に課税されないという「特典」自体はすべての投資家に与えられたものです。かく言う議長も、短期で売買するものと、長期で保有し続けるものを分け、後者の一部は新制度の「成長投資枠」を活用しています。 もちろん、シンゴパパさんのように「そもそも何のための投資か?」とお考えの方もおられ、それは各人の人生観や生活スタイルなどにも照らして、思いのまま自由に選択されれば良いと思います。なかには、たろまるさんのように「視野が広がった気がして面白い」という方や、えこりんさんのように「将来年金だけでは不安なので足しにするため」とお考えの方もおられ、そこはまさに人それぞれであっていいということなのではないでしょうか。 ただ、あくまで自由意思に基づくとは言え、投資が活発に行われると上場企業が必要資金の調達を円滑に行えるようになり、結果、企業の収益が向上すれば賃上げやそれに伴う消費拡大などを通じて景気が拡大し、回りまわって多くの人々に(非上場企業にお勤めの人や個人で投資を行っていない人などにも)その恩恵が及ぶようになることも事実です。 逆に、皆が投資からそっぽを向いてしまえば確実に企業活動は衰え、多くの人々が不況に苦しむことになります。人々が将来生活の支えの一つと考えている公的年金にしても、積立金の大よそ4分の1は日本株で運用されているわけで、株価が下がればその分、将来受け取る年金額が減る可能性が高まります。 本日も皆さまにうかがいます。「新NISA、始めましたか?」。「YES」の方からはその動機や将来展望などをうかがいたいと思いますし、今のところ「NO」という方からは、その理由や基本的なスタンスなどを教えていただきたいと思っています。次回は会議最終日です。たくさんの投稿をお待ちしています。
★田嶋議長の過去の円卓会議より
・資産運用、していますか?
・SDGs経営やESG投資、興味ありますか?
・進む円安。あなたにとってはマイナス要因? (2022年4月実施)
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