イー・ウーマン（ewoman）

ハッピーの感じ方（帰蝶・岐阜県・49）

私はAP 5冊目になりました。行動を管理することでハッピーに。どうなることがハッピーなのか？　自分が成長したと感じた時。仕事の成果が見えた時。ハッピーと感じられない私は時間管理が下手なのかと思うことがありました。しかし、佐々木さんの「昨日より今日がうまくいけばハッピー」の言葉に気持ちが楽になりました。昨日より今日小さな変化の蓄積が成長や成果に繫がるのですね。詰め込みすぎて大変という時もあります。ひとりで雲隠れするときが一番のハッピーな時間かもしれない。

マルチタスクの毎日継続中（Linden・海外・その他・35）

仕事をしながらビジネス学校へ通う事を決断。家事やスポーツは今まで通り続け車の免許を現地で取りたい（無事取得できました）という時期に手帳、時間管理術の講座参加、手帳術の本に出会い、全て同時にできる事が可能になりました。今は半年後の試験に備え逆算法で試験に臨みたいと思うのですが、時間を確保できても何を達成しなければいけないのかが計画に組み込まれておらず去年は試験前かなり焦ってしまいました。時間は確保したが合格する為の行動が十分計画されていなかったという事です。

まだまだ発展途上（pample・愛媛県・37）

2005年、佐々木さんの書籍に出会いアクションプランナーを使い始めました。この相棒がいない生活は考えられません。ですが、長期の計画を落とし込む作業が苦手で、上手く行かず書き直しをするたびに「うんざり」してしまいます。書籍やオモカレでの講座を参考にしていますが、思うようにいきません。トライアンドエラーを重ねているにしても、コツがつかめないのは何か原因があるのだと思います。絶対に外してはならないポイントを、教えて頂きたいと思います。

上手く活用できていません（sweetsweet・三重県・有り・41）

日々の予定のみで夢に向かっていません。ほぼTO DO LIST　となってしまっています。上手く使えていない理由は、目的（夢）がはっきりしていないからだと思います。具体的に考えたいけれど、自分がどうなりたいかがあやふやです。どうすればいいのか、やり方はわかっているつもりですが……。

手帳を開いておかなくては（栗原詩子・福岡県・37）

恥ずかしい話ですが、2010年はせっかくアクションプランナーを使い始めたにもかかわらず、行動プラン通りに進みませんでした。1月に第1子が生まれ、終日オムツ替え・洗濯・抱っこにおわれている毎日です。

沢山予定が入ると緊張します（mion・有り・51）

月曜から「ミリオネーゼの手帳術」を読みつつ、手帳使いの試行錯誤を始めています。今まで時間がかかっていた「考える作業」も時間をブロックすることで1時間でかなりできることがわかりました。でも問題もあり、クッション時間や気分転換を入れているのですが、1つ目の作業で頭が疲れてしまって、2つ目に取りかかれないことがありました。また一日に沢山予定が入るとクッション時間を入れても緊張してしまいます。慣れもあると思いますが、組み合わせ方を考えるコツはありますか？

まだまだです。（makojet・大阪府・31）

ここ数年はアクションプランナーを使っています。時間管理という点ではまだまだです。ToDoと時間が結びつき、スケジュールが可視化され、ある程度の時間把握が出来るようにはなりました。ただ忙しい時は、書き込んだ予定が人の都合で変更になる事が多く、時間的に余裕がある時はついつい先延ばしにして決めた時間に実行できず……。まだまだ時間管理しているとは言えないのが現状です。

体調不良が長引くときは？（みやぎ・東京都・36）

アクションプランナー6冊目を使っています。以前は時間管理がうまくいっていたのですが、産後体力がなくなり、子供2人（0歳と3歳）から風邪をもらって回復しない状態が半年続いていて、とにかく休みたくて手帳に書いてあることができない日が続いています。結果、できなかった予定を先のページに書き写してばかりで、片付かない用事が増える一方です（フルタイムで働いています）。どうすればいいでしょうか。

　沢山の質問、有難うございました。先週末は、表参道カレッジで、また、福井県にて、時間管理講座をしてきました。両方合わせて400名位。沢山質問もでて、充実した時間でした。今日は、円卓会議に集まった沢山の投稿から、代表的な質問をえらびましたので、一つずつ、お答えしましょう。

Lindenは、アクションプランナーで、「全て同時にできる事が可能になりました」とのこと。素晴らしい！　私の時間管理も、さまざまなことを同時に自分の時間枠に入れて行きたいという気持ちから始まりました。今では「両立」という言葉も私は辞書から消しました。自分の時間の中に入るか、入らないか、というシンプルな視点で、多様なプロジェクトを組み入れています。

そして次の課題は、「合格する為の行動」を明確にして、分解すること。計画を立てるためには、目標達成までの行動を分解する力が必要です。いくつのステップに分けられるのか、それぞれどのくらいの時間がかかるのか、そして、途中で他人と合同の時間は必要ないかなど、確認することが必要です。それを、たとえば試験日から、逆算してくる。長い期間の場合、途中で病気になることもあるし、突発が起きるかもしれませんから、何日かに一度、クッションの日をとって、途中で調整できるような、「うまくいく」計画を立てるといいでしょう。

pampleさんも「相棒」とまで呼んでアクションプランナーを愛用中とのこと。有難うございます。「長期の計画を落とし込む作業が苦手」という点は、今、Lindenさんにお答えしたことと同じです。そして、「絶対に外してはならないポイント」は、実際の使い方を見せていただかないと的確に提案できませんが、「できる計画」を立てて、「できた喜びを体感する」ということ。計画は、自らをハッピーにするためのツールである、ということです。

sweetsweetさんは、「ほぼTO DO LIST　となってしまっています」とのこと。「やること」は、リスト化しないで、時間枠の「中」に入れてください。時間枠の外は、あなたの脚本の外、ということで、そこに書いても実現可能性が低いのです。あるいは、枠内にかいているといっても、午前のところに、やることが沢山並んでいるのでは、「かかる時間」が見えません。内容にもよりますが、一つ一つにかかる時間を予測して、きちんと時間をブロックしてくださいね。また、「目的（夢）がはっきりしていないから」とのことですが、まずは、毎日、ひとつでも「計画した」ことが「できた」をつくりませんか。そこで「ハッピー」な体験をし続けながら、大きな夢を明確にし、それを目標に分解していきましょう。

栗原詩子さん、第1子お誕生、おめでとうございます！　確かに赤ちゃんが小さいと、思うように時間を使えません。これは、子育て最初の5年、10年、そんな感じです。ですから、のんびりいこうではありませんか。時間管理の目的は「自分をハッピーにすること」。そしてそれは「周囲をハッピーにする源になる」のです。まずはお母さんである詩子さんがハッピーになるように組み立てましょう。お母さんがニコニコしていると、子どもが穏やかに育ちます。穏やかに育ってくれると、将来が、どんどん楽になっていきますよ。

ですからたとえば、自分一人の時間なら1時間でできる仕事も、子どもがいつ起きるか、いつ泣くか、いつ求めてくるかわからないから、6時から10時までの夜の4時間をブロックして、そのひとつを書いておく。この時間のどこかでできればいい、ということです。

mionさん、「頭が疲れてしまって、2つ目に取りかかれない」とのこと。メロンリペアをお勧めします！　最初の1カ月は夜2粒、朝1粒。その後は、半年くらい夜2粒で、どうでしょう。そして、3食採って、翌睡眠をしっかりとること。「組み合わせ方を考えるコツ」はいい質問です。仕事の順番や、どの時間帯にするかなど、人によって違います。私は、午前中はミーティングを入れず、クリエイティブな時間に使っています。私にとって一番生産性が高い時間だから。そして、午後はミーティング、夕方は来客。自分の仕事の流れと体調を考えて、順番や組み合わせを工夫してみてください。

makojetさん「人の都合で変更になる事が多く」という点ですが、私たちは、他人と関わりながら仕事をしているので、他人の都合で変更になることは、永遠になくならないのです！　ですから、そのあたりも計画してしまいましょう。集中すれば1時間できることも突発対応を含めると2時間かかるなら、2時間と計画するのが上手くいく計画です。「決めた時間に実行できず」は、もしかすると、「元気管理」がポイントかも。やはり三食とること、よく眠ることなどしてください。

みやぎさんは、産後体力がなくなり「片付かない用事が増える一方」とのこと。お大事になさってください。そして、まずは、体調を整えましょう。睡眠をしっかりとる。夜10時から午前2時の間の睡眠を増やしてください。mionさん同様、メロンリペアもいいと思います。自分の気持ちが軽く元気になるようにすると、思考も前向きになり、精神も安定し、行動ができるようになります。

皆さんの投稿を読んでいると、時間管理をすると、何もかもがパーフェクトになると思っている方が多いように思います。確かに時間が見えると、かなり頭が整理されますが、一度で上達するとも限りません。ですから、帰蝶さんの投稿にあるように、「昨日より今日がうまくいけばハッピー」であれば、よしとする。自分自身が、「ハッピーを体感するカラダ」になるようにするといいですね。毎日が進化ですし、毎日の出会いも財産。とにかく、手帳の使い方として、アクションプランナーは、「アクション=行動」を、「プランナ＝計画する」というためのものです。自分の行動を、意識化し、自分をハッピーにするために、使ってくださいね。また続きをしましょう。2011年のアクションプランナーは、今日から使用開始です。実り多い一年をつくりましょう！


11月19日（金）に、表参道カレッジにて、時間管理講座を開きます。
　　男性、女性、どなたでも参加できます。ぜひいらしてください！　詳細

• 2010.11.01
• 佐々木かをり 株式会社イー・ウーマン 代表取締役社長、株式会社ユニカルインターナショナル 代表取締役社長