働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3768 開催期間 2025年02月07日- 03月28日
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みなさま、多くの投票・投稿をありがとうございます。2日目の時点で、投票では約6割の方がNOという結果になっています。 「傾聴」について、世の中にはさまざまな方法論や技法があります。対人に関することは、ひとつのマニュアルに当てはめて考えることが難しく、失敗がつきもの。いやそもそも、何が成功といえるのか、ということを考え出すとキリがなかったりもします。 なので、「YES」とお答えになった方のご意見は勉強になります。みもざさんは被災地での体験をシェアしてくださいました。特別な状況下、限られた時間で信頼関係を築くのは、専門性に裏打ちされたことだと改めて感じました。 shachikさん、真打ちさんのご意見、まさにその通りだと思いました。特に、真打ちさんの「悲しみは乗り越える必要はなく」というお言葉。そうなのです。何がなんでも〝課題解決“しなくていい。ときには言葉を交わさずとも、そこにいるだけで、力になれることがある。「Doing」ではなく「Being」。その方にとってどのようなあり方で接するのかが重要ということなのですね。 國分功一郎氏の著作『中動態の世界 意思と責任の考古学』(医学書院,2017)は、哲学や思想だけでなく、ケアの世界でも大きく注目されました。能動態でも受動態でもない「中動態」、例えば、癒す、癒されるのではなく「癒える」という状態。コントロールしようとしたり、ただ単に受容していくだけ、というのではなく、中動態的にあることが、傾聴や対話に必要なことだという示唆です。 とはいえ、最初からそのような状況になるのは難しいですよね。secchanさんのおっしゃる通り、話をしてもらうまでのアプローチに悩むこともあるでしょう。DiamondBarさんのお言葉「明るく幸せに見える人でも、つらい経験を背負いながら頑張っている」、そんな仲間同士、ピア的に支え合うことも大切ですね。 「NO」をお寄せくださったおれんじ78さん、おがわさん。この円卓会議をきっかけに、少しでも傾聴について知っていただけたら嬉しいです。おれんじ78さんのお言葉に「もう一歩踏み込んで」とあります。この匙加減が本当に難しい(って、難しいという言葉ばかり言っていますね、私)。傾聴は「active listening」とも訳されるので、「能動態的」姿勢ももちろん大切ではあるのです。どのように対峙するか。考えをさらに深化させていきましょう。 次回は「YES」の方には、傾聴できたと思える経験だけでなく、うまくいかなかったときの体験談もお聞きしたいと思います。また、多数派の「NO」の方は、よろしければ、なぜ自信が持てないのか、これまでの体験などをお伺いできればと思います。もちろん、今回の私のコメントに関するご意見もお待ちしております。<運営事務局より>*投票ではYES、投稿ではNOの意見など、「投票と投稿内容が逆」の方が時折いらっしゃいますので、投稿前にお確かめください。投票のYES、NOは何度でも変更できます。議長コメントやピアの投稿を読んで意見が変わった場合は変更してください。★関連テーマ・生きづらさを感じた時、対処する方法ありますか?・あなたは「自己肯定感」高いですか?・2025年より、毎週金曜に議長コメントを更新しています。それを受けた投稿を、水曜朝までを目処にお送りください。水曜午後以降でも次回に掲載されることがありますので、ぜひご投稿ください。◆投稿は、お一人お一人の視点や体験を言葉にしていただく、大変貴重なシェアリングです。・自分を主語としたI statement で書いてください。掲載する投稿は、「私は」を主語に変更させていただく場合もありますのでご了承ください。・引用がある場合は、必ず引用元を明記してください。・議長からの各日の投げかけ(赤字部分)に答えた内容で投稿してください。
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