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会議番号:3115 開催期間 2011年09月05日- 09月12日
もうすぐ半年が経ちますが、東日本大震災では、災害時の連絡体制のあり方が、様々な形で問われることになりました。 津波の襲来地では、行政や関係機関からの連絡が届かなかったために、逃げるタイミングを失った人が出ました。出先で家族との連絡が取れず、連絡のために自宅に戻って、津波に遭遇した人も出ました。地震による停電でラジオなどが聴けず、緊急情報が聞けなかった、地震によって基地局などが倒壊し携帯電話が使えず、緊急連絡ができなかったためです。 ところで、うまく家族や友人との連絡が取れなかったのは、岩手や宮城あるいは福島などの被害が激甚であったところだけではありません。東京などの被害が軽微であったところでも、家族との連絡が取れない、会社に連絡できない、といった事態が広範囲に発生しました。有線電話はいうまでもなく、携帯電話がつながらなかったためです。メールも、送信したつもりが、相手にはすぐに届いていなかったりして、リアルタイムのコミュニケーションがとれませんでした。 ということで、こうした大震災の苦い経験を踏まえて、改めて情報伝達や連絡体制のあり方が問われています。災害時の連絡の問題は、行政との連絡、メディアとの連絡、家族との連絡などがありますが、今回は家族との連絡のあり方を考えてみたいと思います。 みなさんは、いかなる事態にあっても家族と連絡を取る体制ができていますか?「緊急時に家族がつながるための知恵」をお寄せください。
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