働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3118 開催期間 2011年09月12日- 09月19日
全体的に見てみますと、本当は起業してみたいと思っていらっしゃる方が約6割弱と過半数を超えました。好きなこと、やりたいことを絞って行きながら、今しかできないことは何か、期待値が大きいのは何か、自分でないと出来なのは何か、などいろいろと悩みながら最終的に起業を選択してみたいという投稿が目立ちました。 さすがは円卓会議参加者のみなさん、起業に対する関心が高く、Yesの方だけではなくNoの方も共に仕事への取り組みに積極的な姿勢が印象的でした。 「英語会話スクール」、「アロマセラピー」、「人形劇団」など、すでに起業した経験者によると、ご自身の起業のきっかけは自分の好きなこと、得意なことを仕事にしたいと思ったということです。 起業するまでには資金、人脈、販路など、経営に必要なものは必ずしも揃っていなくてもまずは起業という一歩を踏み出すことが重要だと指摘しています。何が仕事の主軸か、コアなのかを明確にしながら、事業展開することが大切で、前に進んでいくことで想定していなかったことなどを経験して仕事のノウハウが身につき、必要な人脈づくりだとか、資金調達などが展開できるようになるということのようです。 会社を立ち上げる初期は、サービスや商品を提供する手順や仕組みが必ずしも整っていなく、営業する人がいない、会社のトップとして決断力があるかどうか大丈夫だろうかなど悩みは尽きないものだと思います。 特にビジネスとして利益を上げるのが一番の課題であり、そこをどう乗り切るのかがポイントとなります。安定した売上を上げるために本来やりたかたことをやり続けることの難しさなど、本当にやりたかったことを譲らずに、他人に対していかにサービルや商品の責任を取れるのか、などと悩むことが多いのではないでしょうか。 確かに、起業したくない方のように、仕事の魅力や仕事への積極的な意欲を企業組織内で感じて自分の能力を発揮できるのであれば、リスクを負ってまで、起業したいとは思わないのも当然かも知れません。 ただ、Umesydさんのように「いまの部署がなくなるこの機会を起業のチャンスと考え始めた」というように、働き続ける方法のひとつに起業というアンテナがあるのかないのかでは、いまの日常生活や仕事から得る情報や仕事の活かし方などがおのずと違ってくるといえます。 「やらないで後悔するより、やって後悔したほうがいい」という言葉は起業をチャレンジした方からよく聞きます。不確実なことがあるけれども挑戦しみようと、起業に踏み切る場合が多いのではないでしょうか。 起業の形も仕事の魅力や仕方をどのように捉えるのかによって、組織の規模を大きくし急成長していくのか、少人数の組織規模で自分の働く場を創出していくのか経営形態が違ってくると思います。 いずれにしましても、震災や超円高のような予想できなかった不確実なことが起きやすい混沌とした時代だからこそ、どこにいても独立して自分の能力を発揮して生活できるような意識を持つことは必要なことだといえるのではないでしょうか。 起業について改めて考える機会ができ楽しかったです。一週間、いろいろな投稿を有難うございました。
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