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会議番号:3137 開催期間 2011年12月12日- 12月19日
沖縄に対する考えをまとめる時、避けて通れないのは「基地と暮らし」です。「アメリカの防衛力は必要」というtamamayaさんは「罪を犯した兵士への日本の介入がもっとなされて良いと思う」と指摘しています。この問題を考えてみましょう。 95年に起きた少女暴行事件が、基地の撤去を求める県民運動に発展したのは、痛ましい事件を巡る捜査の在り方に沖縄の怒りが燃え広がったからです。事件を起こした米兵を日本の警察が逮捕して調べることさえ出来なかった。犯人が基地に逃げ込めば警察力が及ばない現実があります。「日米地位協定」という取り決めで、米軍基地は「治外法権」のような状況になっています。 少女暴行事件をきっかけに「これでは植民地だ。地位協定を見直せ」と世論が沸騰しました。米国政府は地位協定を変えたくない。米軍の「活動の自由」を保証するものだからです。しかし地元は怒り、放置すれば基地の運営が難しくなる。結果は協定そのものは変えず、「殺人・強姦の犯人は日本に引き渡す」という運用の改善で済ましてしまった。 今年1月、基地で働く米国人が那覇で死亡事故を起こした。日本の裁判権が及ばず、米軍は5年間の運転禁止で済ませてしまった。遺族は怒り、検察審査会は「起訴相当」を決定。問題がこじれると判断した米国は「運用の改善」で譲歩し、日本の裁判権が認められた。玄葉外相は「地位協定の改善は時間がかかる」と手を付ける気はないようです。 「米軍は好き放題。無法地帯だよ」という友人の言葉をパフィンドーナッツさんは紹介しました。片えくぼさんは「日本がアメリカのアジア支店としての価値しか認められていないと感じている」というのはこうした現実を指してのことと思います。 防衛を米軍に頼るなら、理不尽な扱いは我慢しなければいけないということなのでしょうか。だとしたら、沖縄の犠牲の上に、われわれの人の暮らしが成り立っている、ということになります。あなたは、沖縄の犠牲をどう感じますか。
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