働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3161 開催期間 2012年04月23日- 04月30日
Jerrybさんのご意見は、まったくその通りだと思います。とかく私たちは、「中国人は……」とか「アメリカ人は……」「とかく日本人って……」と物事を一般化して言います。ここには大きな落とし穴が潜んでいることを自覚しなくてはなりません。そうしないと、それこそ「人種論者」になってしまうかもしれません。 それでも中国という国が、韓国や北朝鮮と違うところは、巨大であるということです。それは軍事的にという意味だけではなく、われわれが暮らす上でも、日本企業のサプライヤーであったり、日本企業の市場であったりします。そういう大きなパイプで結ばれた国と、どうやってうまくやるかということは極めて重要なのです。「仲良く」という言葉だけでもうまくいかないでしょうし、かといってガチガチに構えればもっとうまくいかないでしょう。 この円卓会議でも、「尖閣諸島はわが国固有の領土である」という方がたくさんおられます。私も知っている限りでは(詳しく調べたわけではないのですが)そう思います。しかし中国が領有権を主張しているのも事実ですし、そうであればどうやって解決するかということを考えなくてはなりません。突っ張るだけでうまく行くのか、もっと強硬な姿勢にでたほうがいいのか、あいまいにしておくのがいいのか、そのあたりのスタンスを手探りすることが必要なのでしょう。 石原都知事が「問題提起」したのなら、感謝しなくてはいけないかもしれません。私たちが尖閣諸島についてまた考える機会を与えてくれたからです。それでも僕は、都税であの島々を買うのは「反対」です(カギ括弧をつけたのは僕は横浜市民だからです)。 皆さん、1週間、ありがとうございました。
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