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会議番号:3189 開催期間 2012年09月07日- 09月14日
尖閣諸島をめぐる日中間の緊張が高まっています。東京都が地権者との間で購入計画を進めていたところ、国が国有化の方針を示し、地権者との合意を取り付けたとしています。これに対して、中国側は強く反発、「国家の主権を守るために必要な措置を取る」と警告しています。 日本から見ると、香港の活動家が尖閣への上陸を強行するなど中国側からの挑発が目立ちますが、中国から見ると、東京都や日本政府の購入計画が挑発だということになります。尖閣諸島の周辺は海上保安庁が警備にあたり、日本が「実効支配」していますが、このまま緊張が高まれば、中国の軍事力による占領という事態も想定しなければならないと思います。 尖閣諸島について、もともと日本の領土であり、日中間に領土問題は存在しない、というのが日本政府の立場です。一方、中国側は「尖閣諸島は中国の大陸棚にあり、もともと中国の領土」と主張しています。1972年の日中国交正常化の際には、この問題は棚上げにされ、78年の日中平和友好条約が結ばれる際に、来日した中国の鄧小平副総理(当時)が「次の世代は我々より、もっと知恵があるから、解決方法を見出せるだろう」と発言しました。 日本政府は、東京都が動き出すまで、国有化には関心がありませんでした。しかし、東京都が購入した場合、港湾施設などを作り、現状維持が崩れて、中国側を刺激することになるため、国有化して現状維持を保とうというのが狙いだと思います。しかし、中国側の反発を見ると、日本政府の目的は理解されているようには思えません。 尖閣諸島の国有化は、どう考えたらいいのか、また、今後の対応はどうしたらいいのか、議論しましょう。あなたは、尖閣諸島の国有化に賛成ですか?YES、NOと、そう考える理由について教えてください。 【高成田議長 過去の円卓会議より】東京電力による電気料金値上げ、仕方ないですか?日本外交、民主党で改善できますか?尖閣諸島。日中関係が心配ですか?
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