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会議番号:3206 開催期間 2012年11月30日- 12月07日
こんにちは! 12月10日の「世界人権デー」を前に、佐々木かをり議長の「世界男女格差101位。日本が女性リーダーを増やす方法、ありますか?」に続いて、今度は人権の面から、世界人口の半分を占める女性について考えてみましょう! 第2次世界大戦後の1948年12月10日、第3回国連総会で「世界人権宣言」が採択されたのを受けて、この12月10日を「世界人権デー」とすることが1950年に決まりました。世界各地で人権について考える行事が行われ、日本でもノーベル平和賞を受賞したアムネスティ・インターナショナルが、12月10日に向けて、「良心の囚人」の釈放を求める「はがき」書きのキャンペーンなどを行っています。 さて、今年世界に衝撃を与えた事件として、若干15歳のパキスタンの少女マララちゃんが、イスラム原理主義派のタリバンから銃撃されたことがあります。彼女は、女の子が教育を受ける権利と平和な社会を求めただけです。人としてごく当たり前の願いを持つことが命を危険にさらすことになったこの事件は、女性と女児の人権がいかにまだもろいかを示しています。 では、私たちの暮らす日本ではどうでしょうか? マララちゃんのように「学びたい」というだけで命を狙われる状況とは違いますが、世界経済フォーラムの男女格差指数101位というランキングにはショックが走りましたね。 この男女格差指数が発表になった頃、国際的に活躍する女性の「大物」たちが相次いで来日し、女性の地位向上に向けて日本に改善を促したことは心強い限りです。10月のクリスティーヌ・ラガルドIMF専務理事に続き、まさに世界の女性の権利とエンパワーメントを推進する国連機関「UNウィメン」のミチェル・バチェレ事務局長が訪日しました。 自身が医師で、離婚して3児を育てたワーキング・マザーのバチェレさん、母親の助けを借りながら、チリの国防大臣、厚生大臣を歴任し、大統領まで務めただけに、女性を応援したいという気持ちがみなぎっています。日本の関係者には、国会議員候補の一定割合を女性に割り当てる「クオータ制」の導入(佐々木かをり議長も提唱していますね!)など、新しい制度の導入を呼びかけました。そのラガルドさん、バチェレさんともに「女性こそが日本を救う」とエールを送っています。 そこで、お聞きします。「女性の人権、守られていますか?」 一週間、ご一緒するのを楽しみにしています。まずは投票、そして投稿をお願いいたします!! 【根本議長の過去の円卓会議より】◆世界の平和について、考えることはありますか?◆「難民」について、意識したことありますか? 【根本議長の新刊】◆『ふるさとをさがして〜難民のきもち、寄り添うきもち〜』(12/4発売) ◆『ブータン「幸福な国」の不都合な真実』
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