イー・ウーマン（ewoman）

電力費と海外投資（Hagiko1206・東京都・35）

円安の影響で気になるのは、やはり電力費のアップです。原発も再稼働の目処が立たないなか、経済成長と復興にはジワジワと影響が出てくると思いますが、何年か現状のレートで安定すれば対応力がついてくると思うので、出来れば現状の為替レートで数年安定することを望みます。あとはリーマンショック前から仕込んだ外貨建投信の株価上昇と円安効果で損失が小さくなってきているので、引き続き株価が堅調推移することを期待します。

輸出産業の活性化（sachi1219・山形県・43）

日本は工業国でもあり、輸出が活発になると全体がインフレに向く傾向にあるのも特徴ではないでしょうか。まあ、日本の企業が潤った分、お給料に反映していただけないと辛いんですけどね。物価が高くなることを前提に、ほったらかしにしていた投資信託に、再度目を向ける時期になったと思います。マイナスを少しでも補い、いずれプラスに、と考えています。

インターネットの力ってすごい！（もいすちゃあ・神奈川県・43）

昨年末、自身の仕事納めを終えた夜、円安に動き始めているニュースをインターネットで知りました。「自民党が政権をとれば円安になるんだ」「アベノミクスって何？どうして円が動くの？」と疑問に思ったのと同時に、そのままインターネットバンキングで外貨預金をしました。思ったときにすぐアクションをおこせるインターネットの恩恵はすごい！と今回、あらためて実感しています。

1ドル100円程度までの円安を（マリーゴールド・神奈川県・77）

年金生活者です。毎日の生活は、年金だけでは不十分で、たまには外国旅行もしたいです。退職金などは、すべて外貨運用（外貨建て債権、外貨建て投資信託、仕組み債など）をしていますので、円安効果は、物価の上昇による支出増を上回る収入増となります。しかし、バランスが大切なので、１ドル100円程度までの円安を望みます。

円高のメリットを感じなかった（wakanosuke・沖縄県・44）

これまでの円高は、円に対する絶対評価が高かったのではなく、リーマン・ショック等、アメリカの不景気の影響で相対的に高くなっていただけだと思います。円高による恩恵は、個人的には受けたとも思えませんでしたし（海外旅行も行かなければ海外ブランド品にも興味はない）、逆に小麦等の輸入品も値上がりしたような？　ようやく、円に対する評価と実質価値のバランスが取れてきたように思っています。110円台で始めたUSドル預金があるので、さらなる円安を期待したいのもありますが。

急激な円安は望みません。（altoext・東京都・45）

パソコン関係のバイヤーをしていますが、価格は上がる一方、 販売が厳しい状況です。給与収入が一般的に増えれば、 少しはマシになるのでしょうが、大手でもまともに給与を増やしそうにないですし。不況企業ではなおさら。輸出企業ばかり儲かっても、GDP比収益の多くが国内に依存する日本では、意味が無いですよね。返済中の住宅ローンへの影響も気になります。早めに返す方向で、とりあえず中期の借り換えで対応中です。

物価上昇と賃金アップ（にしひがし・茨城県・41）

物価上昇のペースがどのくらいの期間続くか、そして、賃金アップがどのくらいの期間続くかを相対的にみていくことが大切だと思います。物価があがることにより、確実に預金額を一定レベルで増やしていくことは難しくなり、さらに、金利の上昇が、住宅、車のローンの支払いを苦しめることでしょう。賃金アップが大幅でない限り、消費生活は、さらに苦しくなると思います。消費活動が活発にならない限り、経済は成長できません。だから、消費生活を活性化させられる賃金アップを望みます。

投票のほうでは、「NO」（＝これ以上の円安は望まない）という意見が、じわりと広がってきたようです。
 
その一方で、円安のデメリットへの対策として投稿をお寄せくださるのは「YES」（＝円安を望む）の方が圧倒的。……さてさて、いったいこれはどういうことでしょうか？
 
考えられるのは、（１）外貨建て商品や株式投資などの積極運用を行っていないので、昨今の円安による資産効果を受けていない、（２）その一方で物価が上昇傾向となり、お財布へのダメージは出てきた、（３）また、円安で景気回復への期待が高まったとはいえ、まだ給料にはまったく反映されていない、（４）これ以上の円安が進んでさらに物価が上がるほうが困る…、（５）だから、別に円安なんて望まない！　ってとこかなぁ。
 
違っていたらごめんなさい。でも、こういうご意見も多いのではないかと思うのです。
「円安などで物価が上がるとしても、対策なんて考えられないし……」
こういう方もいらっしゃるでしょう。
 
そこで、本日は、円安のデメリットに対する「守り」から、「円安のメリット」に焦点を当てて、前向きな方向で議論が展開できればと思います。
 
円安メリットを享受するための方法として、真っ先に頭に浮かぶのが、外貨などへの「投資」でしょう。
 
すでに多くの投稿をいただいていますが、円卓会議は情報を共有する場所でもあると考えますので、外貨投資について、皆さまのご経験（成功体験＆失敗談）や、これまでに感じたこと、いま思っていることなどを綴って、エンターキーをポンと叩き、送信していただければ幸いです。
 
ちなみに浅井は、2007年秋以降、ほとんど投資らしいことをしておらず、持っているのは、金（ゴールド）くらいでした。でも、昨年末の解散・総選挙以降、５年ぶりに状況が大きく変わってきたことを強く感じています。この辺りのお話は最終日にさせていただきますが、現在の水準での外貨投資について懐疑的に思われる方も、疑問、質問、なんでも結構ですので、どしどしお寄せください。
 
それでは、引き続き、よろしくお願いします！


☆こちらもご覧ください〜浅井議長の過去の円卓会議より
・今年はお金を増やせそうですか？
・今、外貨預金に興味ありますか？
・これ以上の円高は、嫌ですか？

• 2013.02.13
• 浅井秀一 ストックアンドフロー代表取締役　ファイナンシャルプランナー