働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3226 開催期間 2013年04月05日- 04月12日
米ヤフーの女性CEOマリッサ・メイヤー氏が在宅勤務者に対し、出社して働くよう通達を出すという話が、ネットで議論を巻き起こしました。「世の中の流れに反する」「ワークライフパランスを考えていない」など、彼女の行動を非難する記事が多くありました。しかし一方で、米ヤフーほどの企業が禁止するなんて、やはり「在宅勤務」は、企業にとってマイナスなのではないか。そう感じる人もいるでしょう。 時間と場所に縛られずに働く「テレワーク」イコール「自由に働ける」というイメージを持つ人が少なくありません。しかし、テレワークは、大きく分けて、雇用されながら働く「雇用型テレワーク」と、個人事業主として働く「自営型テレワーク」があります。「在宅勤務」は、前者の雇用型テレワークに属します。雇用され、給与を貰っている以上、決められた時間内に決められた分量だけ働く必要があります。VPNの接続状況を調べなければわからないほど、在宅勤務者を自由にしていたのであれば、それは会社の責任だと私は考えています。 今、子育て中、あるいは介護中で「在宅勤務をしたい」という声をよく聞きます。また、たとえ今はそういう状況でなくても、自然災害はもちろん、突然の怪我や病気、親の介護等で、会社に出社しにくくなる時もあるかと思います。 安倍総理が施政方針演説で「テレワーク」について触れ、時間や場所に縛られない柔軟な働き方が、日本でも広がりそうな気配です。最近のニュースでは、キリンがワークライフバランスの視点から在宅勤務の導入を実施します。 さて、あなたは、「在宅勤務でも、自己管理できますか?」。実際には、今の会社、今の仕事では在宅勤務が難しいという方も、在宅勤務の場合の生活を想像してみてください。9時になったらすぐに仕事を始められるでしょうか。オフィスにいる時と同じモチベーションを保てるでしょうか。誘惑があっても、サボらずに仕事に集中することができるでしょうか。 「YES」の方はできる理由を、「NO」の方はできない理由を、まずは教えてください。このテーマを通して、仕事における「自己管理」について、一緒に考えていきたいと思います。☆こちらもご覧ください〜田澤議長の過去の円卓会議より◆会社命令があれば、1カ月在宅勤務できますか?◆テレワーク(在宅勤務や在宅ワーク)、できたらいいですか?◆今の働き方、ずっと続けることができますか?
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