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会議番号:3232 開催期間 2013年05月10日- 05月17日
アベノミクスのおかげで、景気回復への期待が高まっています。株式市場は連日最高値を更新、円安で輸出企業の業績は急回復。高級品の売れ行きもよくなっていると言われています。ただ、景気が回復すればすべてがうまくいくというものでもないでしょう。企業業績回復、賃金上昇、生活水準上昇という好循環が始まればいうことはありません。ただ、今の時代、欲しいものが買えるようになったからといって、それが幸福に結びつくのでしょうか。 高度成長期のころは、確かに、家や車や家電製品など、欲しいものが手に入れば幸福になりました。それは、ものがない貧しい時代、少しでも豊かな生活に近づきたいという欲望が強かったからです。だから、経済が成長して、給料が増えて、ものが買えるとなると幸せになるという図式を描くことができました。 近年、経済的に豊かでなくても幸福度が高いとしてブータンがよく話題に上るようになりました。もう物質的に豊かになっている日本社会で、景気がよくなったからといって、それが直接、人々の幸福に結びつくとは限らなくなっています。 もちろん、景気が悪いよりもよい方が、株価が安いよりは高い方が、企業業績が悪いよりはいい方がいいに決まっています。ただ、それは、人々の幸福に結びついての景気回復だと思います。これから景気がよくなる方向に向かうとして、それで幸福を感じる人が増えていくのか、いかないのか、それが問題だと思います。 あなた自身は、いかがでしょうか?これから、景気がよくなると、あなたは幸せになると思いますか?YESの方も、NOの方も、そう思う理由を教えてください。 景気回復と幸福の結びつきについて、みんなで一緒に考えてみませんか。★こちらもご覧ください〜山田議長の過去の円卓会議より・外国人メイド(ナニー、シッター)の導入に賛成ですか?・今の仕事を辞めて、専業主婦になりたいですか?・あなたは今、幸福だと思いますか?
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