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会議番号:3261 開催期間 2013年09月27日- 10月04日
『親に料理を教わりましたか?』 の投票結果は、Yes66%、No34%となりました。 円卓会議参加の皆さまの投票では、3人に2人は親から料理を教わったという結果となりました。 では、最終日「次世代へ料理を伝えることについて」のメッセージを、Yes! No! に関わらず見ていきましょう。 海外で改めて、和食など料理の必要性を感じられているZonnetjeさんからは、子どもと一緒に研究しながら料理を伝えたいという投稿が。 フックさんからは、どんな食材を選んで、どういう調理法で、誰とどこでどんな風に食べるかすべてを、にしひがしさんは、料理を通して愛情、感謝、優しさ、信頼を伝えたいとのこと。 ゆきななさんは、病気の時に代わりに料理してもらえることを目標にされています。 料理本で子どもと一緒に作られているのは、yumminさん。「いっしょ」がいいですね。寝込まれたときに、娘さんが夕食を作られたようです。大切な何かがしっかり伝わっていますね。「健康のために何を食べるのか」を伝えられているTano hitsujiさん。健康ほど幸せなことはありませんからね。 結婚する際に5冊の料理本を親からプレゼントされためたぼさん。自分が学んでよかったものを、本という形で伝えられたのですね。 皆さま、貴重な体験と今の思いを投稿いただきましてありがとうございます。 今回の円卓会議を通して、みなさんの投稿から、料理を通して親からいっぱいの愛を受け取られているなと感じました。 食べることは生きること。 親に世話になっていたころを思い出すと、けんかしたり、ごはんがまずかったり、いろんな思い出があるでしょう。けれど、自分で料理を作って食べることができない子ども時代を経て、みなさん無事大人になられていますよね。 ちゃんと親に育ててもらっています。 そして、大人になって初めてわかる親のありがたみを、「料理」や「食」を通して感じられていることだと思います。 今回の円卓会議のテーマ『親に料理を教わりましたか?』に関心を持たれて投稿いただいた皆さまは、Yes! No!に関わらず、「誰かのために料理を作る」ということがいかに大切かを感じられていると思います。 親が料理を教える、ごはんを作るのは、子どもたちに健康で元気に育ってほしいから。そして、自ら生きていくための知恵を伝えたいから。親子で支えあい、最後まで豊かな人生をおくりたいから。 ご先祖様から受け継いできたこの命を、私たちは必ず次世代に受け継がなければいけません。自分の身の回りの家事は自分でできる。親から子へ生き方を伝える。 家庭と学校、それぞれで教えること、学ぶことは違います。 親が子に「料理」を教えるのは「技術」や「知識」だけではありません。いっしょに手足を動かしながら「知恵」や「思いやり」を伝えることが一番大切なことではないでしょうか。 私もビストロパパ社の活動を通して、これからもずっと「相手を思いやる料理」を大人に伝えていきます。 皆さま、ご協力誠にありがとうございました。★新著のご紹介 滝村議長も「パパ料理」について執筆しています! 『新しいパパの教科書』 NPO法人ファザーリング・ジャパン著 10月1日発売★滝村議長の過去の円卓会議より・食事・料理を通した健康について、パパ(夫)と話してますか?・家族の関係、パパ料理で変わりますか?・料理は、仕事力を高めますか?
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