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会議番号:3274 開催期間 2014年01月17日- 01月24日
mamisanさん。大切な分かち合いをありがとうございます。まず、「予定をこなせていない部分にストレスを感じ」という部分と、「こなせる総量を減らす事を認められない自分がいます」が矛盾していることに、お気づきですよね。「こなせる総量を減らす」と書かれていますが、今、実はできていないのですから、「減らす」のではなくて、今と同じ、ということです。時間を長く見積もることで、今できないことができるようになり自信につながるなら、その方が良いかもしれません。 また、私自身は、人生で使わない言葉の一つに「こなす」という単語がある、と「必ず結果を出す人の伝える技術」の本に書きました。なんだか、「こなす」という単語には愛が感じられないのです。愛、情熱、意欲。ですから、ちょっと視点を変えて、単語を変えてみるだけでも「ストレス」とおっしゃっている部分が減るかもしれません、ね。 Lindenさん、私が教える時間管理の本質、目的は「自分自身をハッピーにする」ということであり、その満足感や充実感が基盤となって「周囲に貢献する」ため、です。ですから、自分の心に素直に動くのがいいのではないでしょうか。挑戦を増やすことと、大切な人たちとの時間の配分を、自分が心地よいと思う量(時間数)にしていったらいいでしょう。それは別に、1日単位で決めたり、週単位で決める必要はなく、「最近、友達との時間が減ったな」と思ったら、増やす、という感じです。 私の場合、3年前に母が倒れてから、ほとんど自分の時間は取れませんでした。仕事、子どものこと、母のこと…これ以外の時間がとれず、家のこともできないし、ましてや自分のことは何もできない状態でした。でも去年くらいから、少しずつ自分のパフォーマンスや心の状態を点検し、環境を整え、家のことをする時間や、知人との時間や自分の時間を入れるように心掛けてきました。「自分が自分をマネジメントできている」と感じることが大切ですから、どうぞご自身の心に素直に、適宜、やることの量を変化させていってください。 にしひがしさん、自分を予約しているのは、自分。つまり、自分というタレントのマネジメントしているのは自分。主役の自分の脚本家が自分ということです。 ですから、何を書いても、いつ変更してもOKですよ。「どうやってワークバランスを実現させていくか」ということですが、「ワークライフバランスとは、何をしても最高の成果がだせること」です。すべてをいい塩梅に配分する、ということでも、労働時間の短縮でもありません。 映画を見ていれば映画に、仕事をしていれば仕事に、子どもといれば子どもに、熱中でき、いい成果が出せるということが、「ワークライフバランス」なのです。 おひさまようこさん。「達成されすぎ」って、素晴らしいですね。それでも嬉しくないのなら、自分は何ができたら嬉しいのかを少し考えて、そのための時間を予約してもいいかもしれませんね。 Aiさん、朝4時から6時は、その方法でOKです。6時の上の余白に書いてください。私もそうしています! sweetsugarさん、「やりたいこと、目標はほとんど達成できています」って、素敵! 楽しいですね。 前や後ろのページは、使わないで欲しいページです。ですから、あけておいて正解。「心に残った言葉、閃いた仕事のアイデア」は、そこではなくて「使う時間」にメモをしてください。でも「手元にメモ帳がないときのメモ」は、OKです。 Zonnetjeさんのご質問の「自分を予約する」とは、ある締め切りの仕事のために自分が取り組むべき仕事の時間予約、ということもありますし、本でも読もうかなという時間予約、この時期に温泉に行こうかな、という予約もあるかもしれません。 私自身は、自分の予約は鉛筆で書いています。ここで資料を読もうとか、ここで原稿を書こうとか、ここで買い物をしようとか。そのために必要な時間数を囲っておくので量が見えています。これを変更するかどうかは、入ってきた案件の重要度で判断するしかありません。たとえば資料を読む時間を1時間取っていたが、重要案件の依頼があったら、そちらに変更し、資料を読む時間は別のところに1時間移動させる。でももし、資料を読んで、そのあとすぐに私が発表することが約束されていたら、いくら私が一人で資料を読む時間でも、その時間に読まなければ次の仕事ができなません。その場合は、緊急案件でも受けず、資料を読む。 それから優先順位についての質問ですが、私は通常、「早いもの順」にしています。子どもの運動会に行く予定にしていたところに講演依頼があっても、先に決まっていた運動会を残す。基本的に受けた仕事、決断した出来事は変更せずに遂行します。 isabel86さん、やりたいことすべてを書かず、まず、一つ、二つ、できたら嬉しいと思っていた事を、いつ(何日の何時頃から何時まで)やるか決めて、アクションプランナーに書いてみたらどうでしょうか? そして、手帳を開いたままにして毎日みていれば、できるはず。そして少しずつ、書くことを増やすのがいいですよ。 今週は、たくさんのご質問にお答えしましたが、伝わったでしょうか。表参道カレッジにて、東京だけでなく、名古屋、大阪、福岡、仙台、札幌、その他講座を発表していきますので、ぜひ、いらして下さいね。口頭の方が伝わることも多いかと思います。 昨日、静岡雙葉高等学校・中学校に行ってきました。全国の高校等でアクションプランナーを活用した時間管理講座が採用されていますが、この学校は、中学3年生と高校1年生の全員がアクションプランナーを活用するようになって2年。各クラスには「アクションプランナー委員」さんがいて、この生徒たち、合計16名は、私の授業を年に3回受講します。 昨日の授業でも、彼女たちの素晴らしい吸収力と成長力に毎回感動しました。 私が教えることは、大人でも子どもでも、同じです。アクションプランナーを活用することで「主体的に生きる」、「自分の夢を実現できる」、「道を切り開く力が自分にあることを自覚し、信じ、実行できる」と思うこと。「私は、自分のことを動かせるんだ」と実感することは、ワクワクの源泉ですよね。 みなさんがアクションプランナーを活用して、2014年を実り多い1年にされますこと、お祈りしています。 そして、どこかでお会いできますこと、楽しみにしています! PS 時間管理は、フェイスブックの時間管理ページでも質問受けていますので、何かあれば、そちらに、他の方も読める形で書いてください。お答えします。★佐々木議長の過去の円卓会議より・I statementで発言していますか?・労働時間の長さで給与が決まる。賛成ですか?・あなたはリーダーシップがありますか?・育児休業3年。女性の活躍に役立つと思いますか?
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