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会議番号:3278 開催期間 2014年02月14日- 02月21日
2日目のご意見もありがとうございました。インフルエンザウイルス、ノロウイルス、どちらも厄介ですからどのような体験談が拝見できるか楽しみにしておりました。 患者隔離や、汚物の処理、加湿器の使用、アルコールや塩素系のスプレーなどの予防法はもちろんですが、経験則からくるさまざまな予防法も励行されていますね。皆様の衛生管理の姿勢に敬服いたします。しかし、実際は上手く感染予防できることもあれば、失敗してしまうこともあると……。体験談を拝見させていただき、改めて感染予防の難しさを感じました。 インフルエンザワクチンの予防効果に疑問があるという意見がありました。私も小児科外来で、「お金を払って接種したのに罹患した」「効果がないのでは?」といった質問を何度も受けました。個々の症例でみると「予防できなくて残念です」としか言えないこともあります。 以前の円卓会議で議論しましたように、ワクチン接種にも関わらず罹患してしまう方もいます。しかし、大きな集団、たとえば数千人規模で効果を判断するとワクチン接種の効果は証明されています(年ごとに効果が違ったり、さらに他のワクチンに比べると効果は低いですが……)。 ★インフルエンザワクチン接種、受けていますか?(2012年12月07日-01月04日) クレベリンゲルは、初めて知りました。日本では話題の製品だそうですね。アメリカにはなく、残念ながら知識がないためコメントはできません。しかし、インフルエンザウイルス、ノロウイルスの一部は空間を浮遊し感染源となるため、この製品が浮遊するウイルスの不活性化に十分寄与するなら感染予防には役立つと思います。 そして、とても強く感じたことは、経験則からくる日常生活の質の改善、たとえば、なしのきさんの「身体を冷やさない」、レッズさんの「3食食べ、しっかり睡眠をとり、湯冷めしない」、ココナツママさんの「十分な睡眠と身体によい食事」、Noに投稿したはなちよさんの「一日一食はきちんとした食事」などは、インフルエンザやノロウイルスをはじめ、さまざまな感染予防にとても重要な要因となっているのでは?ということです。 つまり、家族内で行われる細かな健康への配慮や取り組み、そして日常生活でストレスをなくすことなどは、健康を維持する基本的な、でも絶対に欠かせない予防策であるということです。 (もちろん、科学的に予防効果が明らかでないものもありますが) 「生活面でストレスをなくすことが感染予防に大切」というのは、あくまで私の経験則です。私自身、初期研修医時代、過剰なストレス(もちろんストレス以外にも要因はありました)でウイルス感染を繰り返し、何度も体調不良に悩まされたためです。 そこで、少し見方を変えて皆さんに質問したいことがあります。ストレスと感染予防の関係について、どう思われますか? たとえば「自分のストレスで、自分への予防効果が高まる、もしくは低下する?」、「自分のストレスで、子どもたちや周りへの予防効果が変わる、変わらない?」、もしくは「家族の誰かのストレスによって、周りの感染予防が難しくなる?」など、さまざまな視点からで結構です。あなたの考え、体験談を教えてください。 今は特に対策をしていないNOの方も、日常や過去を振り返って考えてみてください。 そもそもストレスがインフルエンザやノロウイルスの感染予防に影響するというデーターはありません。そのため、科学的根拠による会議から幾分離れてしまいますが、是非、皆様の率直な意見をお聞きしたいと思います。★田村議長の過去の円卓会議より・インフルエンザワクチン接種、受けていますか?・マイコプラズマ肺炎、ご存知ですか?・子どもの健康。震災の影響、気になりますか?
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