イー・ウーマン（ewoman）

ストレスは免疫力を落とすと思う（にしひがし・茨城県・42）

ストレスって、どこか自分の中で無理をして生活をしている状態だと思います。昨年末に、常に休みなしの子育てと家事、介護ですごく疲れていて、心の中で「一人になって休みたい」って思っていたら、高熱を出して、丸一日寝込んでしまいました。ストレスが多い時って食欲もあまりないし、そのせいで栄養もよくとれないので、体調も悪いから病気にかかりやすくなっていると思います。

ストレスは関係あると思います（chamebu・東京都・54）

直接的な関係は無いと思いますが、ストレスは、免疫力を場合によってはかなり低下させると思います。全ての病気の発症には、免疫力が関係あると私は思います。ストレスが増えれば、免疫力が落ちる。インフルエンザ、ノロウィルスに変わらず、ストレスと向き合うことは、病原菌と向き合うことでもあると思います。

注意力散漫、気が弱れば病気に（sweetsugar・栃木県・44）

注意力散漫、気が弱れば感染しやすい、と感じます。実体験を通しても、ストレスを感じる仕事に取り組んでいるときは注意力が散漫になります。自分自身はもとより、家族が食事前に手を洗ったかうがいをしたかなど、うっかり忘れてしまうこともあります。体調の変化に気付くのも遅くなります。また、自分にとってネガティブに感じるストレスは、気持ちが弱り、どんよりとした気分の中で病気を引き寄せてしまうように感じます。

ストレスはゆとりを食いつぶす（くみこさん・宮城県・36）

仕事や家庭生活でストレス過多になれば、もちろん自分や家族をケアするゆとりもなくなる。また、ゆとりの有無だけではなく、寒いとか栄養が偏っているということも体にとってはストレスなので、免疫が下がり病気になることは十分ありうる、と自分で書いていて気が付いた。ストレスをすべて無くすことは不可能だが、毎日の習慣に予防につながる行動を取り入れ、環境を変えていくことができればと思う。

多大な影響（真打ち・栃木県・44）

ストレスは、万病の元と私は考えている。要因も複合的な場合が多く、インフルエンザなどとの因果関係を決定付ける根拠としては乏しいとされがちなのだろう。例えば、ストレスで不眠だったとする。睡眠不足のまま働き続け、抵抗力の低下や食欲不振により、病気になり易くなる事は容易に想像できるのではないかと私は考える。ストレスは、目に見えないだけに恐ろしい。

ストレスの影響（shosho・京都府・48）

ストレスと感染には関係があると思います。お恥ずかしい話、4回もかかったインフルエンザのうち、ストレスが高い状態だった時が3回。残りの1回は職場で大流行した時でした。ストレスが高いと生活が荒れることが直接の要因かもしれませんが、遠からず影響はあると感じます。

ほどほどの緊張感（unagi・東京都・53）

インフルエンザにもノロウイルスにも感染したことがないため、こまめに手洗いをする以外は対策していませんでした。この会議で、まずはマスク着用を心がけようと思いました。ストレスと感染の関係ですが、私は深く影響していると思います。ただ、仕事が忙しいときは、いわゆる気を張っている状態なのか体調を崩しにくいのですが、落ち着いたとたん風邪をひくということも多いので、私は適度なストレスというか、緊張感はあったほうが体調がよく、感染にも強くなっているように思います。

たくさんのコメントありがとうございました。
 
皆様のコメントを拝見すると、ストレスと感染予防には「何らかの関係がある」と感じておられる方が多いようですね。
直接的な可能性というよりもストレスが原因で日常生活のバランスが崩れ、身体に悪影響が及び、結果として予防策が薄れていくという考えに、私も賛成です。
 
「病は気から」というと自分の仕事を別の角度から見すぎしまうかも知れませんが、特にインフルエンザやノロウイルスなどの感染症の場合には、ワクチン、手洗い、そしてマスクにて身体のケアをするとともに、心のケアも必要だと思います。忙しい時やストレスを感じている時にこそ、しっかりとした心のケアをしていきたいですね！
 
さまざまなオプションを議論しましたように、完璧な対策はありません。一つ一つの対策では不十分であっても、これらが複合的に重なりあったとき相乗的に予防効果が発揮されてくると思います。
一方で色々な対策をとられてきているにも関わらず感染して悩まれている方もいました。コストも時間もかけて大変残念でしたが、是非、諦めずに今後も一つ一つ確実に予防対策を遂行して行っていただければと思います。
 
今回、80％以上の皆様が高い意識を持って、インフルエンザ、ならびにノロウイルス感染症の対策をとられている事に敬服し、また、Noと答えられた方でも、生活の質の改善を気にかけていることで、無意識に対策をとられている方が多い事に驚きと期待を感じました。
 
今年もまだインフルエンザ、ノロウイルスの流行が続きます。議論した内容が少しでも皆様の健康維持にお役にたてる事を願っております。
 
一週間にわたり活発な、そしてさまざまなご意見、本当にありがとうございました。


★田村議長の過去の円卓会議より
・インフルエンザワクチン接種、受けていますか？
・マイコプラズマ肺炎、ご存知ですか？
・子どもの健康。震災の影響、気になりますか？

• 2014.02.21
• 田村大輔 自治医科大学 小児科学 准教授、医薬品医療機器総合機構 新薬審査外部専門委員