働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3279 開催期間 2014年02月14日- 02月21日
アベノミクスの大波に乗って、値上がりを続けてきた株価が急落、驚いた人も多いと思います。原因は、米国の超金融緩和策が縮小される方向になったので、世界的な投資マネーも減るとの予測が強まっているからだと言われます。 2008年のリーマンショック以来、米連邦準備制度理事会(FRB)は大胆な金融緩和政策を続けてきましたが、米国経済の回復がはっきりしたとみて、FRBは少しずつ金融緩和を縮小し始めました。そうなると、アジアや中南米に投資していたマネーを引き上げる動きが強まるのは当然で、アルゼンチンやトルコなどの通貨が弱くなり、アジアの株価市場が値下がりすることになったのでしょう。 また、FRBの議長がバーナンキさんからイエレンさんに代わったところなので、市場としては、緩和の縮小を急ぐなと、新議長にサインを出したともいえます。それに応えるように、イエレン議長は超金融緩和政策の継続を強調し、市場の鎮静化をはかっています。 しかし、世界経済の変調は、米国の金融政策の変化だけではなく、これまで世界経済の牽引役だった中国にも原因がありそうです。銀行以外の証券会社や企業が融資をする「シャドーバンキング」や、リスクの高い投資を組み込んだ「理財商品」などが危機に瀕しているようで、それが表面化すれば、中国経済の成長もあやしくなります。 世界経済が曲がり角に来ているのは確かで、それが日本経済にどのくらい影響するか、気になるところですね。 あなたは、最近の世界経済、気にしていますか?YESの方は、何が気になるのか、NOの方は、気にならないのはなぜか、そんなところから議論を始めましょう。★高成田議長の過去の円卓会議より・原発の汚染水問題、理解していますか?・尖閣諸島、国有化に賛成ですか?・東京電力による電気料金値上げ、仕方ないですか?
イー・ウーマン
表参道カレッジ
eshop
©2014 ewoman, Inc.