働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3294 開催期間 2014年05月23日- 05月30日
一週間、多様な投稿をありがとうございました。「ゲームチェンジ」について、私もいろいろ考える機会となりました。 固定概念を変える。社会の流れを変える。そんな「ゲームチェンジ」のために、私たちは、毎日の生活の中で何をしていくことが大切か。 まず、引き続きどんな「ゲームチェンジ」をしたいのかについての投稿も多かったので、いくつかご紹介します。 おれんじ78さんは、自分の考え方やライフスタイルのゲームチェンジ。私自身、保育園、病児保育、シッターさんなど、全てフル活用して子育てをしました。 tarshuさんは、まず転職して、自分の人生のゲームチェンジ。確かに職場の移動は、外的要素としてのゲームチェンジのきっかけになりますが、その日以降は、自分の働き方、考え方を自ら変革させていくことが大切ですね。 まおにゃんさんは、提案委員となって、先期の優秀提案を職場で公開。次に考えているのは提案のデータベース化、はいいですね。じわじわとゲームチェンジを進行させていらっしゃいます。blueberry53さんは、まず「変えたいと思う人を増やす」。これもいいですね。 皆さんの生活の上での「ゲームチェンジ」の様子、そのチャレンジが良く見えてきます。そして、そのための発想法としては、banana5さんの「もしこの問題が存在しなかったとしたらどうしてる?と仮想」や、unagiさんの「昨日までの当たり前を、今日は疑う」は、積極的に常に自問自答。そして、そのために、MANAMINさんの言葉で「フラットでいる」。多分これは中立に身を置いて多様な視点に耳を傾ける、と理解したのですが、とても大切なことです。私は、これらの両方をいつもいつも、しています。 先日、ある会合終了時に、一人の学者が「佐々木さんの発言はいつも本当に素晴らしいよね。360度発想で面白い。僕なんかいくら頑張っても90度位だけど、本当にその発想が素晴らしい」と話しかけてくださいました。私にとっては最高の褒め言葉。とてもうれしくなりました。 私が様々な会議に出席する存在意義は、他の人から見えにくい視点で、考え、提案することだからです。でも、これだけでは「ゲームチェンジ」にはなりません。自分が加えた発想がもとになり、時に、その組織のモノの考え方、進行の仕方、評価の仕方、価値観などがガラリと変わる。法律を変えることもその一つですが、そんな抜本的な、基礎ルールを変えることが、ゲームチェンジとなります。 たとえば、TSUTAYAを蔦谷として代官山にカッコいい本屋を作った池貝さんや、フランスでワイン同様SAKEを広げている平出さん、女子校を変えている漆校長、マレーシアで意識変革を促すマハティールさん、ITの視点で新発想をしているスプツニ子!さん等、第19回国際女性ビジネス会議に登場する人たちの多くが、各分野でゲームチェンジに取り組んでいます。是非、皆さんに聞いて欲しい。触れて欲しい。 そう思っています。 自分にしか見えないかもしれない視点は何か。それを相手に役立つように提案するにはどうするか。 自分が見えていない視点は何か。相手は、それをどう見て提案してくれているのか。 そもそもこれは問題なのか。大きな目的、つくりたい姿はどんなものか。 ……これらの視点で、日々、私は考え、動いています。 そしてそれを具体的に、「ではどう行動するか」「何を変える必要があるのか」と考える。 「ゲームチェンジ」というのは、社会の仕組みや、固定概念、習慣などを根底から変えて、新しいルールでゲームを動かしていくということです。大胆な発想転換から始まります。 これからもイー・ウーマンピア(仲間)として、一緒に歩んでいきましょう。 一週間ありがとうございました。★佐々木議長の過去の円卓会議より・今年の満足度アップ。手帳を活用できそうですか? ・労働時間の長さで給与が決まる。賛成ですか? ・あなたはリーダーシップがありますか?・I statement で発言していますか?
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