働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3308 開催期間 2014年09月05日- 09月12日
なぜかよくわかりませんが、投票では急にNOの方が増えたようですね。いまの日本は課題が山積なのですが、それも1990年以前とは違っています。あらゆる面で、今後の社会をどうイメージしていくのかが問われているからです。 高度成長期なら「豊かになる」ことが目標といってそう間違いはなかったのです。しかし今や、限られた資源でできるだけ多くの人が幸福になるようにしなければなりません。よく言われる「世代間戦争」も、資源が限られているからどういう優先順位をつけなければならないかということです。 たとえば「復興」と一口に言っても、昔の姿に戻れるわけではありません。高台移転というだけでなく、それこそ基礎自治体である村や町がなくなって、新しい村や町としてスタートしなければならないこともあります。そうすると、必ず「反対」が出ます。感情的にはとてもよく分かる反対論ですが、将来を見据えれば何とかそういった人々を説得して、よりコンパクトな町にしていく必要があります。 社会保障もそうでしょう。団塊の世代が75歳を超えてくれば医療費や介護費が膨張することは目に見えています。それを賄うのか、それとも給付そのものを制限するのか、その選択をしなければなりません。 その選択肢を国民に説明し、そして場合によっては嫌な役回りを背負う。それが政治家の役割だと思います。この安倍第2次内閣がそうした覚悟を持っているのかどうか。そこはまだ分かりませんが、問題は皆さん一人一人がどういう覚悟で自分たちの社会を描くかにかかっているのだと思います。 さて、そこで皆さんにお尋ねします。何も手を打たなければ、社会保障費用はこれからどんどん膨張していきます。それを防ぐために、給付を削減したほうがいいと思いますか、それとも税金を引き上げても(来年の消費税2%アップの次の話です)給付を続けたほうがいいと思いますか。皆さんの家族構成などを思い浮かべながら、考えてみてください。 ★藤田議長の過去の円卓会議より・集団的自衛権行使容認、あなたは賛成ですか?・ウクライナ問題、気にしていますか?・特定秘密保護法案、興味ありますか?
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