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会議番号:3320 開催期間 2014年11月28日- 12月05日
相手の文化を考えて対処するとはよく言われますが、実際にそれを実践するのはかなり難しいです。 宗教の習慣の違いを乗り越えるには、まず異なった宗教には、異なった習慣があるのだという発想を抱くことが第一歩です。その上で基本的知識を学び、あとは実際の場に即して対処法を身に付けていくしかありません。最初の発想が存在しないと次に進みません。 国外で生活経験のある方やグローバル企業に勤めている方などは、否応なくその発想を要求されます。回答にもそれはよくあらわれていると感じます。しかし、次のステップに進むのは簡単ではないようです。 (レスペクト)さんは、自分の会社が「ダイバーシティを重視し、お互いの宗教や出身国について尋ねてはならない、というルールがあります」とされています。むろん「尋ねてならない」というのは「知らないでいい」ということではないでしょう。必要と感じたことがあるなら、銘々が調べなければなりません。 (DiamondBar)さんは、「全員でいろいろな宗教施設を回るほうが変わった行為なのではないか」と思ったということですが、個人の信仰よりも組織への同調が優先されるのは当然という考えは日本ではふつうです。そうすると、逆の価値観の人には違和感をもったりします。しかし、個人の信仰が第一とする考えの国もあります。 このような宗教的習慣の基本的違いを、グローバル時代がもたらした厄介な問題と考えてしまうとストレスになりかねません。むしろ自分の発想法を広げるいい機会、違いを乗り越えるための工夫を考える楽しいチャレンジの場というふうにとらえ直すのがいいように思います。 そういう観点から、自分だけではなかなか解決が困難と思った事例や、日頃からこうした場合にはどうしたらいいだろうと考えていることなどを教えてください。個人の経験には限りがあるので、いろいろな局面について一緒に考える機会を持ちましょう。★井上議長の過去の円卓会議より・外国人とのつきあい、宗教について意識しますか?・「信じる宗教がある」のは、良いイメージですか?・式年遷宮の年、伊勢神宮に参拝したいですか?
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