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会議番号:3358 開催期間 2015年08月28日- 09月04日
様々なお立場から貴重なご意見、ありがとうございます。 「選びたかった学校」として、 ・トモエ学園(トットちゃん)のような学校 ・先生・子ども・親とのコミュニケーションが活発な学校 ・スーパーサイエンス校など子どもの特性に合った学校 などが具体的に挙がりました。とても参考になります。 また、ご自身やお子さんがいじめにあった体験も共有いただきました。 先日、私が学校の在り方についてご紹介したのですが、オランダ在住のZonnetjeさんからは「ご近所では学校自体とは合うが先生と合わないといった話も耳にします。」とのお悩みも共有いただきました。世界万国共通そうだと思うのですが、子どもと先生の相性は十人十色だと思うのです。Aさんにとっては「いい先生」でも、Bさんにとってはそうでない……。また、子どもの時はそれほど影響がなかったなと思っても、大人になって振り返った時に「あの先生から学んだことは大きい」と思う事もあると思います。 そんな中、真打ちさんからは「気持ちに寄り添える教師が揃い、生徒同士も悩みを共感出来る温かな環境は、存在意義を養う面でも評価が出来る。しかし、その先にある社会は、理想とする上司や同僚ばかりではない。」と真に迫ったご意見もいただききました。 子どもが嫌というものをすべて排除していては、その先の厳しい社会では生きていけなくなってしまう……しかし、本当に自殺をしたいくらい嫌でたまらない環境……というなら救ってあげたいというのが親の本音だと思います。しかしその見分けが難しいのではないでしょうか。 OECDは国や時代を超えてどのような力を身につければいいのか(キーコンピテンシー)を3つにまとめています。1)ICTや言語のような「道具」を使いこなす力2)異質な集団の中でも人間関係を上手く作っていく力3)スケジュールや計画を立て自律的に運用できる力 そして、この3つの力を支えるがリフレクション。振り返ることのできる思慮深さや反省性だとのことでした。 特に2の集団の中で人間関係を上手く作っていく力は、他人との距離感をうまくはかり、共感性を持たせるという点において、学校がいい練習の場になっているのではないかと思います。そのために、先生や保護者またはカウンセラーなど大人がうまく入っていってあげられる事が重要だと思います。 さて、あなたは、OECDのキーコンピテンシーをふまえ、子どものSOSとわがままをどのように見分けますか?★平川議長の過去の円卓会議より・子どもが自立するために“よい方法”、ありますか?・学校と家庭の連携、上手くいってますか?
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