働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3358 開催期間 2015年08月28日- 09月04日
SOSとわがままの見分け方について、たくさんのご意見、ありがとうございます。 「話してみないとわからない。他に良い方法があれば知りたい。」とmayupyonさん。「わがままもSOSなのでは」と、ひるねさんからいただきました。本当にその通りかもしれませんね。さまざまな人と関わり、さまざまな人の判断があったほうが、いろんな意味で偏りがないかもしれません。 1週間を通して、子どものSOSを拾っていくためには、さまざまな場面で、さまざまな大人の関わりが必要なのではないかと思いました。 今の時代、昔のように地域にうるさいおじさんやおばさんもいなくなりました。会社でさえ、ガミガミ言う先輩やおせっかいな上司も何だか減ってしまった時代です。ましてや、子どもを取り巻く社会は、仕事やメールの返信に忙しい大人に囲まれ、あたたかい社会環境ではありません。 学校現場でも、保護者や先生でもない、地域の図書ボランティアやグリーンボランティアのおじさん・おばさん・お兄さん・お姉さんが、けっこう子どもたちの悩みをきいて、子どもは子どもなりに自分で解決していっているところがあります。そういう、ちょっとお節介であたたかい関係が、今の時代必要なのかもしれません。 ではどんなお節介がいいのか? ママ友に子育てのことについてぐさっと言うのも難しかったり、公共の場所でもなかなか勇気を持って言えないかもしれませんが……例えば、お食事の場面でお行儀の悪い子どもに「肘ついて食べるとおいしくご飯食べられないよ」とか、電車でマナーの悪い子どもに一言「電車は静かにしてなきゃいけないのよ」といってあげるのもひとつかもしれません。夜遅く街にぶらぶらしている子どもを見かけたら、ちょっと警察に一報入れてあげるのも事件事故を防げるかもしれません。みんなが少しずつ他人の子どもも含めて、「子育て=他人事」ではないように思う事が第一歩ではないかと思います。 「地域の子どもは地域の宝。だから地域が育てる」ということばがあります。ご自分の子どもだけでなく、皆様のお住まいの地域の子どもたちが未来に向かってさまざまな力が育めるよう、切に願っております。1週間ありがとうございました。★平川議長の過去の円卓会議より・子どもが自立するために“よい方法”、ありますか?・学校と家庭の連携、上手くいってますか?
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