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会議番号:3364 開催期間 2015年10月09日- 10月16日
皆さま、こんにちは。青山学院大学の古荘純一です。今回は、「教育虐待」、「教育ネグレクト」について円卓会議を開催させていただきます。両者とも聞きなれない言葉ですが、どのようなイメージをお持ちになられますか? 児童虐待等防止に関する法案では、その定義として、身体的虐待、性的虐待、心理的虐待とネグレクトの4種があげられており、「教育虐待」「教育ネグレクト」は含まれておりません。しかし、それぞれの行為に、「教育」が介在することがしばしばあります。例えば、勉強が出来ないと言って叩く・罵倒する、支援学校に移籍するのを拒否する、などです。また厳格すぎる早期教育、英才教育は、「虐待」といえなくても、教育が介在した心理的虐待ではないか?と考えることも可能です。 そもそも虐待とは、子ども(弱い立場の者)に有害なことを押し付けること、ネグレクトとは必要なことを提供しない、という意味です。法律上の定義を適用するうえで、大人がどのような意図を持っているかに関わらず、子どもの立場で判断することが重要です。 躾か虐待かの線引きは曖昧であり、判断を第三者に委ねても、個々の事例によって背景がさまざまで、マニュアル等を作成し、情報を共有しにくいのではないかと考えています。そこで、教育が介在する虐待・ネグレクトを、「教育虐待・教育ネグレクト」として、皆さんと議論できればと思います。 あなたは、「教育虐待・教育ネグレクト」について考えたことありますか? 大人の「教育」行為と子ども側の「虐待」「ネグレクト」体験との関係性について、どのような御意見をお持ちでしょうか? 本日は、「家庭教育」、「学校教育」についてご自身の体験等をお寄せいただければ幸いです。★古荘議長の過去の円卓会議より・残酷な映像で、精神が不安定になったことありますか?・自信をなくしている子どもを元気づける方法、ありますか?・少子化が及ぼす子どもへの影響、考えたことありますか?★古荘議長の新刊『教育虐待・教育ネグレクト 日本の教育システムと親が抱える問題』
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