働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3365 開催期間 2015年10月16日- 10月23日
最終日にかけて、YESの割合が伸びてきましたね。 投稿では、自分で行っていることとして ・国際支援団体への寄付を続ける ・チャイルド・スポンサーになる ・自分がまず学ぶことから ・健全な思考を育む活動 など、みなさんそれぞれの「自らの実践」を挙げてくださいました。 たとえば、きれいな水と衛生のゴール6の実施のカギとして、トイレの話があります。世界では10億もの人々がいまだに屋外で用を足しているという恐ろしい現実があるのです。保健衛生、環境汚染、人間の尊厳の面から大問題ですし、特に女性・女児にとっては性的暴力につながりかねず、安全・安心の面からも課題です。 排泄は人が生きていく上で避けて通れないことながら、不浄ということであまり議論されてきませんでした。そこで、国連は11月19日を「世界トイレの日」に定め、世界各地で啓発活動を行っています。日本政府も、国内の防災と国際貢献との両面から快適な公共トイレを増やすためのプロジェクト「ジャパン・トイレ・チャレンジ」を進め、政府主催で日本トイレ大賞を創設しています。 「知る」という面では、明日10月24日の国連デーには、様々なイベントが開催されます。 その一つに、東京・四谷の上智大学でのシンポジウムがあります。国連憲章発効70周年の記念日にあわせ、教育コンテンツ国際コンクールであるNHK日本賞の受賞作品の上映と受賞番組の制作者を交えたパネルディスカッションを行い、異文化理解とメディアのあり方について考えます。 そして夜には、エンパイア・ステート・ビル、ピサの斜塔、エジプトのピラミッド、東京スカイツリーなど、世界各地の名所が国連ブルーに染まります。世界全体で200を超える名所、日本では札幌・東京・横浜・富山・金沢・名古屋・京都・大阪・兵庫・博多の13の名所でライティングが行われます。国連デーに世界でライトアップを行うのは初めての試みで、日本は時差の関係から最も早く点灯が始まる国の一つなんですよ。日本から、青い灯りのバトンを世界につないでいく形になります。 そして翌25日は、京都で創設70周年記念•国連デー記念の大きなシンポジウムが開かれます。 この中で私が司会するパネルディスカッションのテーマを「Think Globally, Act Locally(グローバルに考え、足元から行動しよう)」としたのは、「どんな地球規模の課題の解決も、それぞれが自分なりに踏み出す一歩なしには始まらない。足元からのアクションを是非大切にして欲しい」という気持ちからです。 こうした気持ちを共有してくださっている方が多いことを皆さんの投稿から見て取ることができ、とても励まされました。皆さん、1週間お付き合いくださって、どうもありがとうございます!★根本議長の過去の円卓会議より・国際女性の日、知っていましたか?・グローバルな課題、関わっていますか?・「難民」について、意識したことありますか?
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