働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3371 開催期間 2015年11月27日- 12月04日
パリで129人もの犠牲者が出たISのテロ事件。犯人像が分かってくるにつれ、また新たな衝撃が走っています。ひとつはフランス国籍をもつ移民などによる犯行であったこと。さらにシリアからの難民に紛れ込んでいた「証拠」が出たことです。もちろん両者とも以前から指摘されていたことですが、それでもEUの内部にいる危険人物をマークしきれていない現状にやや驚きます(ちなみに日本でもマークすべき人間は2000人ほどいるのだそうです)。 ロシアはこの事件の前、エジプトの保養地を飛び立った航空機が爆破され、乗員乗客224人が死亡しました。最初は爆弾テロというイギリスやアメリカの情報を「未確認」としていたロシアも、爆弾テロであることを認め、ISに対する空爆を強化しました(トルコ領空に進入した戦闘爆撃機がトルコに撃墜されるという「偶発的事故」も起きています)。そして空爆強化にあたってはフランスなどと共同作戦も展開しています。 ISがなぜ活動を強めているのかは諸説ありますが、いずれにせよ、先進国はISに壊滅的な打撃を与えることが必要だとしています。しかし空爆でISを壊滅させることはできるのか、イラク軍やシリア軍だけではなく、先進国の地上軍が侵攻することはないのか、まだ分かりません(特殊部隊のような地上部隊は入っているでしょうが)。しかし空からの攻撃だけで片付くとは誰も思っていないでしょう。 さて皆さんにお尋ねします。ISのテロを防ぐために、空爆の強化だけで本当にすむでしょうか。抑えられないと考える方は、是非「それではどうしたらいいか」ということに触れてください。これから一週間はおそらく「答の出ない」議論をしていきたいと思います。★藤田議長の過去の円卓会議より・自民党総裁選が無投票、これでいいですか?・ウクライナ問題、気にしていますか?・集団的自衛権行使容認、あなたは賛成ですか?
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