働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3372 開催期間 2015年12月04日- 12月11日
最終日となりました。YESはもちろん、NOの方からもたくさんの投稿をいただきました。ありがとうございます。 「子育ての先輩に支えていただいて抱え込まずに力を抜けるように」(szkmtkさん)という言葉の通り、貧困家庭に限らず、子育ての中でのストレスが子どもに向かってしまうことは少なくありません。 「正しい情報が入りやすく、正しい教育、指導が受けられるよう、学校や保育園の先生など直接子ども、親に関わる方が、家庭での生活に対するケア、指導を積極的に行うことも大切」(にしひがしさん)という言葉の通り、情報が届くこと、そして適切なサポートがあることはとても大切ですね。 「自分規格で」という真打ちさんの、「可哀想な子として接しない」「低所得で上手くいっているケースも、大いに公表してほしいと思う」という投稿も、ヒントになるように思います。 Nyaonさんも、「貧困=虐待という枠」で決めつけない。「経験から言うと、貧困といっても様々な補助制度はあり、活用方法によっては、通常家庭とは変わらない教育は受けられ、夢は自分で切り開くことはできます」と投稿くださいました。 「貧困の定義にもよるが、親が孤立無縁にならなければ虐待は起こりにくくなると思う」(りりあむさん)というのは、私も同意見です。貧困、生活にいっぱいいっぱいになってしまうと、自治体のサポートや支援の情報が届かない、届きにくいケースも多いように思います。 blueberry53さんの「虐待を防ぐためには温かい心を持つ人をいかに増やすか、そうならない方のサポートをどうするか」というところが、まさにキーになると思っています。もちろん貧困に陥らない政府の施策などが必要なのは大前提ではありますが、親自身はもちろん、無縁にならないような工夫を周囲からアプローチすることも、とても大切ではないでしょうか。 そのような意味で、全国に広がりつつある「こども食堂」などの取り組みは、とても画期的だと思っています。 日によって、学校の給食だけが1日の食事という子もいます。コンビニのお弁当を1人で食べている子もいます。こども食堂でつながり、子どもの話を聞き寄り添う活動は、「食べる」ことはもちろん、心の栄養にもつながると思います。こども食堂とは言いますが、親子で訪れるケースもあるよう。食を通してつながり、情報交換や情報提供が自然にできる仕組み。そして一番は、地域で見守っている人がいることを感じることは、貧困から虐待にならないためにも、とても重要な取り組みだと思っています。 今回は子どもの貧困と虐待について、みなさまの投稿を通じて、私自身もいろいろと考えさせていただきました。貧困から虐待につなげないためにも、それぞれいろいろな生活があること、それを認めること、そして助け合うこと、サポートの情報をつなぐこと。そんなちょっとしたおせっかいが、親子そして、子どもを健やかに育むことにもつながると思っています。★高祖議長の過去の円卓会議より・児童相談所。相談・通報したことありますか?・近所の子どものこと、知っていますか?・児童虐待防止のため、親のストレスサポート、必要ですか?
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