働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3372 開催期間 2015年12月04日- 12月11日
たくさんの投稿をありがとうございます。 母子家庭ではないため補助も受けられず生活はギリギリだったというcheetanさんは、ご自身の体験から「借り物、貰い物で衣食住はなんとかなり、常に感謝の毎日」と書いてくださいました。 「周りの人と同じでなくていいと思えればストレスはたまりません」とも書いてくださいましたが、小中学校の無償の義務教育中でも、修学旅行の積み立てや、中学校の制服、部活のユニフォームなど、お金がかかることはたくさんありますね。 「同じでなくていい」と気持ちを割り切って済ませられる場合もありますが、「同じでありたい」に縛られてしまうこともあるように思いました。2014年、千葉県銚子市で起こった公営住宅から退去の日に中学2年生の娘さんを母親が絞殺してしまった事件が、頭をよぎりました。 「子どもを持つことが不利益にならないこと」「地域全体で子どもとその親を見守る仕組み」が必要であるというシンゴパパさん。本当にそう思います。 私は、児童養護施設などで暮らす子どもたちの巣立ちを応援しているNPO法人タイガーマスク基金の理事もしておりますが、児童養護施設で暮らしている子どもの約6割、施設によってはほぼ全員が親からの虐待で入所している子どもたちです。虐待の裏には貧困もあります。そして、その子どもたちの大学進学率は1割程度にとどまっているのが現状です。 大学の学費を払えないとあきらめていることももちろんありますが、それ以前に勉強できる環境に置かれていなかった子どもたちもたくさんいるのです。ご飯を食べられて、暴力がなく安心して生活し眠ることができる。大学進学だけを言っているわけではありませんが、安定した環境があってこそ、子どもは学びたい、頑張りたいという気持ちを持てるようになります。 「教育では子どもたちが将来進みたいように選んでいけるシステムを構築してほしい。教育は平等であってほしい」(いーちゃんさん)と思います。 abbyiさんが「母はいわゆる教育ママで、試験の成績が悪ければ、冗談ではなく、手も出、脚も出、今にして思えば虐待だったかもしれない躾(?)を受けました」という投稿をしてくださいました。子どもに過重な勉強を強いて、それを果たせない場合に殴るなどの身体虐待や、食事を与えないなどのネグレクト、いわゆる「教育虐待」もあります。 あなたは「子どもの貧困と虐待。関連があると思いますか?」 引き続き、YESの方もNOの方もぜひ、具体的な理由や体験を教えてください。そして、「子どもの貧困と虐待」を結びつけないために、私たちができることは何でしょうか。あなたが実際に行動していること、心がけていること、アイディア、実際に地域で行われている施策などもぜひ教えてください。 また、最終日に向けて、日本の子どもたちの貧困と虐待の実態について知りたいことなどもお寄せください。★高祖議長の過去の円卓会議より・児童相談所。相談・通報したことありますか?・近所の子どものこと、知っていますか?・児童虐待防止のため、親のストレスサポート、必要ですか?
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