イー・ウーマン（ewoman）

予定はできていますが予約はまだ（Zonnetje・海外・その他・40）

予定は入れられていますが、もっと予定が入るかもしれないというので自分を予約するところにまでは至っていません。「自分の予約が入っているから、会議は入れられないと」断る強さが必要なようです。また自分だけのための予約をどのタイミングで入れるかが（昔よりは判断が早くなりましたが）難しく、早く入れすぎて予定に困ったり、妙に時間が余ってしまった時に何をすればいいかわからずだらだらしたりするので、そこを改善したいです。

お正月に予約する（mayupyon・東京都・44）

来年のアクションプランナー、すでに仕事の予定や研究会、ボランティア活動、趣味、友達との約束などを書き入れてあります。あとはお正月休みに、自分を予約する予定を書き込むのを楽しみにしています。好きな本を読む時間やリラックスタイム、旅行などを「このあたりで取ろうかな」などと計画するのはワクワクしますし、やる気アップにもつながります。

Happy宣言（真打ち・栃木県・46）

来年のページは資格取得を目指しつつ、同窓会・検診・仕事……と元旦から書いてある。また、手帳の裏表紙には少しの付箋（白紙）を貼り付けて常備し、相手に付箋で伝えることも。議長と同様、私も伝言は「伝える日時」に書くため忘れたり混同することがなかった。それから、私には秘密がある。見た人は「これ何の数字？」となるだろうが、23年間排便記録を付けているのだ。健康は仕事の要。来年も元気に、皆さんと共に前進するつもりだ。

アクションプランナー歴10年（ともし火・千葉県・47）

時間がひと目でわかるので計画が立てやすいのですが、自分の時間を予約することがまだうまくできていません。ヨガレッスンなどはレッスンを予約をして手帳に書き込めますが、勉強の時間や読書の時間などを予約・実行できないのです。家事が優先されやすく、たとえ勉強時間を予約しても、すぐに予定変更となり、実行できないのが課題です。

アメリカに来て変化（tulip・海外・その他・43）

アクションプランナーを8年愛用しています。2年前にアメリカに引っ越し、フルタイムで仕事をはじめました。日本で仕事をしているときは、それぞれの仕事にかかる時間の予測が立てやすかったのですが、こちらでは例えばメールを一本書くにも予測よりも時間がかかり、なかなか思う通りにならないことが多いです。時間の感覚が身につくまでに時間がかかりそうです。

手帳も自分も変えていく（blueberry53・大阪府・59）

昨年度の議論を読み返して、自分にできたこと、できなかったことを振り返るだけでもこの会議を有意義に感じています。私は、来年、定年です。今まで、受け身の仕事が多く手帳はすべき予定ばかりでしたが、定年後は、本格的に自分で予定を決めることになります。それに対して期待とともに自覚をしなくてはと思っています。そして、目指すべき目標とその道程を線引きするだけでなく、より豊かなものにしていくことも自分自身に課していきたいと思います。

主に予定を書いています（本の虫・大阪府・43）

主な記入内容は自分の外出や人と会う予定です。あとはその日にやったことや思いついたことなどを書いています。予定管理と日記を兼ねているような感じです。自分の予約は大まかに、その日の予定を頭の中で思い描くのみで手帳に記入しません。

皆さん、素敵な投稿、ありがとうございます。
 
まず、本の虫さんのように「頭の中で思い描くのみで手帳に記入しません」という方、多いと思います。一般的には、どの手帳も、約束管理をするためだったり、思いついたことを書き留めたり、日記のように記録するためのものですから、どれを選んでも良く、また何を書いてもいい、ということなのです。その方法で今上手く行っているのであれば、是非今の方法を続けてください。
 
今週の円卓会議テーマは、「時間管理のための手帳選び」なので、そのための手帳選びについて、また、書き方を少し答えたいと思います。
 
私の教える時間管理の目的は、自分をハッピーにしておくことです。自分の満足度というのは、他人とのアポイントがない自分の時間をどう過ごすのか、にかかっています。約束と約束の間に、思った通りの準備ができたとか、やりたいことが終わったとか、ゆっくり休めたとか。ですから、その時間に何をするかをあらかじめ自分に対して予約をするといいですね。
 
Zonnetjeさんは、自分に予約をしたら、それを必ず守り、他を断るというイメージなのでしょうか。私が言っている自分を予約というのは、そういうことではありません。時間管理講座でお話していますが、人生脚本でもあるアクションプランナーは、書くのも自分だし、修正するのも自分。私たちは、自分の人生が上手く行くように、脚本を書き続けているのです。
 
手帳に書く、書かないに関係なく、自分がやりたいことを思い描いていたり、記憶しているならば、それを一度、時間配分して書いておいたらどうなのか、という考え方です。
 
ですから、自分で読書をすると思って予約していた2時間に、大好きな人からディナーに誘われたら、その時自分で選べば良いのです。何らかの理由で、その時間にどうしても本を読まなくてはいけないという時もあるでしょう。あるいは、その読書は翌日でもいいからディナーを選ぼうということでもいい。
 
書いたことを必ず守ることが目的ではなく、自分の充実感を高めること、自分を信頼していい状態をつくることが、佐々木メソッドの時間管理の目的なのです。
 
それを実行していけば、「もっと予定が入るかもしれないというので自分を予約するところにまでは至っていません」ということもなくなるでしょう。mayupyonさんのように、「旅行などを「このあたりで取ろうかな」などと計画する」ということになり、ワクワクできるのです。
 
ともし火さん「自分の時間を予約することがまだうまくできていません」「家事が優先されて実行できない」というのも、似ているかもしれませんね。
アクションプランナーには、実態にあった予約をしてください。キレイに書くことや、夢のような「できたらいいな」の計画ではなく、これなら必ずできると、家事やその他の日常のこと、または、会社での様々な仕事も含めて、実際の自分の動きとあった予約を入れるのです。
 
・・・ということで、tulipさんご指摘の「時間の感覚が身につく」という点。これが大切なポイントです。「その仕事には何分かかるのか」がわからないと、上手に自分を予約できないので、手帳に書き、自分の状態を知るところから始めて下さい。手帳に書く、書かないに関係なく、私たちは1日を過ごしています。手帳に書くことは、頭の中で考えていることを可視化することです。可視化すれば、修正、向上できる、ということですね。tulipさんはアメリカで仕事を始められたのですね。どの都市でしょう。ピア交流会をニューヨークやロサンゼルスで開催していますが、いつかピア交流会等でお会いしたいです。
 
約束管理と時間管理は違います。アポイントを記録するなら、あるいは、メモを書くために使うなら、自分の好きなサイズやデザインの手帳を自由に選ぶのがいいでしょう。
しかし時間管理をしたいなら、アクションプランナー手帳を選んでください。
だれもが持つ時間を可視化しているだけでなく、その時間で自分は何をするのかが書ける。無駄なデザインがないために、自分の時間が余裕を持ってみることができるのです。
たとえば、今から、来年どのあたりに夏休みをとるのか、温泉旅行に行くのか、家族との記念ディナーに行くのか、同窓会はどのあたりか、などを、鉛筆で書き入れるなどして、自分の来年を考えてみたりもできます。
 
詳細が知りたい方は、ぜひ、本「自分を予約する手帳術」を読むか、表参道カレッジの時間管理講座にいらしてください。毎年1回受講する方も増えていますよ。
 
皆さんにとって、2016年が更に幸せな1年でありますように。
自分を予約して、やりたいことがたくさんできる1年になりますように！
2016年7月18日（祝）、第21回国際女性ビジネス会議で、お会いしましょうね。
 
1週間有り難うございました。
そして、今年も1年、有り難うございました。
本日から、イー・ウーマン アワードの投票が始まりましたので、どうぞ、そちらの投票をお願いします。年末年始は、円卓会議のバックナンバー、今年の重要テーマを選びましたので、じっくりお読みください。
そして、来年の「働く人の円卓会議」は、1月8日（金）午前11:00スタートです、お楽しみに！
 
良いお年を！




★佐々木かをりが教える「時間管理講座」は
　表参道カレッジで開催しています！


★佐々木議長の過去の円卓会議より
・来年の手帳に、自分を予約していますか？（2014年12月12日－12月19日）
・今年の満足度アップ。手帳を活用できそうですか？（2014年1月17日－1月24日）
・自分を予約していますか？（2011年11月7日－11月14日）
・手帳で、行動管理できていますか？（2010年10月25日－11月1日）

• 2015.12.18
• 佐々木かをり 株式会社イー・ウーマン 代表取締役社長、株式会社ユニカルインターナショナル 代表取締役社長