働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3374 開催期間 2016年01月08日- 01月15日
現在でも、一部(65歳以上)公費負担はありますが、やはり、家族全員でワクチンを接種希望する場合、相当な費用捻出を考えなければならないことから、定期接種での公費負担や、医療保険の支援の必要性について議論する必要はあります。 また、DiamondBarさんからは、子宮頸癌予防ワクチンの諸案件を例に、接種したことによる副反応のリスク等についての投稿もいただきました。子宮頸癌予防ワクチンについて、現在、厚生労働省は、子宮頸癌予防ワクチンの副反応の発生状況については、定期接種の実施を中止するほどリスクが高いとは評価していません。しかし、一時的な措置として、定期接種を積極的に勧奨すべきではないとしています。 実際、ワクチンは医薬品であり、それを体内に入れるわけですから皆さんの不安に思う気持ちは理解できますし、めぐっちさんの投稿のように「主治医との信頼関係」はとても重要であり、何でも相談できる医師と話し合い、そして判断する必要があります。 今回、インフルエンザへの備えとして、手洗い・マスク等の一般的な予防から、ワクチンまでの備えのコメントを頂きました。そして、特にワクチン接種に視点を絞り、定期接種と任意接種といったワクチン接種の制度と皆さんが考えているワクチンへの思い、のコメントをいただきました。 イー・ウーマンに参加されている方々のコメントをみると、とても健康への意識や予防に関する考え方がしっかりしており、医師として勉強させられることばかりです。 日本国内で使用されているいろいろなワクチンの、何を定期接種にするのか、どの程度公費負担をするのか等について、引き続き国は、議論をしていきます。この議論は、財源も必要ですし国民の理解も必要です。一朝一夕ででる判断ではありません。 まずは、身近でできる手洗い・マスク等を心がけ、冬の感染症対策、とくにインフルエンザへの備えを行ってください。 皆さん、1週間いろいろな投稿をいただき、ありがとうございました。また、感染症を中心に、皆さんと議論できる日を楽しみにしています。★田村議長の過去の円卓会議より・新型インフルエンザの備え、していますか?・インフルエンザやノロウイルス、対策していますか?・マイコプラズマ肺炎、ご存知ですか?
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