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会議番号:3392 開催期間 2016年05月20日- 05月27日
東京五輪が、今度は「裏金疑惑」に揺れています。火の手はフランスの検察当局から。2013年に東京開催が決まった前後に、国際五輪委員会(IOC)の有力委員の側に日本から2億3000万円が支払われたことが明らかになりました。JOCの竹田会長は国会で「コンサルタントへの正当な出費」と言っています。言い分はいろいろあると思いますが、多く人は「見たくないものを見てしまった」という気分ではないでしょうか。 フェアプレーを旨とするスポーツが不正にまみれる現実はあちこちで噴き出しています。開催地の決定に「裏金」が動くことは、これまでも話題になりましたが、当局が動かなければ事実は分かりません。今回はフランスの検察が薬物使用(ドーピング)のもみ消しに絡む国際陸連の不正事件を調べる中で、日本がからむ「不透明なカネの流れ」を掴みました。どう展開するか分かりませんが、五輪に限らずビッグイベントであるスポーツ大会の舞台裏は複雑です。 国民が待望する五輪です。「数億円のコンサル料で票が固まるなら安いもの」という声もあります。新国立競技場だけで1500億円、全体で1兆8000億円かかるとされる大会で、2億円は些細な金額かもしれません。 見て楽しむのがオリンピック、ドロドロした内幕など知りたくない、と思う人がほとんどでしょう。しかし、選手だけでなく、競技団体から協賛企業、政府は担当大臣まで任命する国を挙げたイベントです。税金も投入されています。 おカネが動く五輪、仕方ないですか? あなたはどう考えますか。多少のことには目をつむり東京開催を成功させることが大事、と思う人はYES。そんな五輪ならもう返上したら、と思う人はNOに投票してください。★山田議長の過去の円卓会議より・五輪・パラリン。アスリート・ファーストに戻せますか?・本土の人は、沖縄に冷淡だと思いますか?・安倍首相の外交、支持しますか?
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